SDGs⑪ 住み続けられるまちづくりを

アフリカ

特定の人々

広く浅く、多くの人に直接効果を与える

問題の解決

施行の段階

災害

モロッコ地震被災者緊急支援募金

  • 寄付額

    29,000

  • 寄付数

    6

  • 開始日時

    2023/09/20 17:00

    終了日時

    2023/11/30 00:00

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

120年ぶりの大地震」 死者・負傷者は8,500人超に

9月8日深夜(日本時間9日朝)に北アフリカ・モロッコ西部で起きた地震は、13日深夜(日本時間14日朝)で発生から5日が経過。死者数は日を追うごとに急激に増し、モロッコ内務省は13日、地震による死者が2.946人、そして負傷者は5,674人に上ったと発表しました。そして被災状況の全容はまだ明らかにはなっていないものの、被災者の数は全体で180万人超とも言われています。

 

震源地はマラケシュ近郊のハイアトラス山脈とされ、その揺れは約150マイル(約240km)先のラバトまで感じられたと伝えられています。当局は瓦礫の下敷きになった人々の救助を続けていますが、特に甚大な被害が出た山間部の村々の中にはアクセスが難しい場所もあり、その活動は難航しており、救命・救助活動は、今後数日間が正念場とされています。

 

大切な人や住む家をなくした多くの人々が、支援を必要としています

モロッコはこれまでも大きな地震を経験していますが、このような激しい地震が特定の地域で発生するのは珍しく、今回、最も被害を受けた地域の建物のほとんどは、この規模の揺れに耐えられるようには建てられていませんでした。さらに、地震は家屋だけでなく、この地域の重要なインフラの多くを破壊しました。今なお、電気は断続的、もしくは止まっている状況が続いており、道路や橋も被害を受けたことで、パンなどの主食が大量に不足しています。

 

CAREによる支援活動

現地では、2008年から、今回最も大きな被害を受けた県のひとつであるアル・ハウズを含む地域で幅広い活動を行う「CAREモロッコ」が中心となり、被災者への緊急支援を行っていきます。特に、高齢者、女性世帯、新生児のいる家族のほか、病気や障害で移動が制限されている人々など、既存の脆弱性を持つ人々への影響に配慮し、支援を届ける方針です。

 

【緊急支援】

まずは、被災した人々への温かい食事、安全な水、緊急シェルター、医療支援の提供を優先的に実施します。

 

【中長期的な支援】

ジェンダーに基づく暴力への対応や被災者の心のケアなど、被災地の状況や被災された人々のニーズの変化を注視しつつ、最適な支援を展開していく予定です。

 

国際NGOCARE」の一員として、「モロッコ地震被災者緊急支援募金」を開始

皆さまのあたたかいご支援を、心よりお願い致します

CAREは、地震で被災した家族や個人に救命支援を提供し、地域の中長期的な復興を支援するため、世界中で1,000万ドルの活動資金調達を目指しています。

 

そして現地では「CAREモロッコ」が主体となり、活動を行っています。CAREモロッコは、当財団理事長と事務局長も参加した今年6月のケア・インターナショナル年次総会にて、正式にCAREメンバー国として承認されました。同じくCAREメンバー国の1つとして活動する当財団を通じた日本の皆さまからのご支援は、CAREへの強い連帯を示すものでもあります。 

 

これまでの世界各地での人道支援の豊富な経験とグローバルな連携により、私たちCAREは、一定規模の支援を迅速に、そして効果的に届けることができます。どうか皆さまのご協力をよろしくお願いします。

 

団体情報
ケア・インターナショナル ジャパン

公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパンは、世界100カ国で人道支援活動を行う国際NGOケア・インターナショナルの一員です。災害時の緊急・復興支援や「女性と女子」の自立支援を通して、貧困のない社会を目指しています。

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