SDGs③ すべての人に健康と福祉を

アジア

特定の人々

広く浅く、多くの人に直接効果を与える

問題の解決

問題を人々に認識してもらう

実行・確立段階

災害

インドネシア・ジャワ島地震被災者支援活動

  • 寄付額

    10,000

  • 寄付数

    1

  • 開始日時

    2022/12/14 16:10

    終了日時

    2023/01/04 14:00

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【概要】

現地時間11月21日午後、インドネシア・ジャワ島西部にてM5.6の地震が発生。インドネシア国家防災庁(BNPB)によると、死者数272人、負傷者数2,061人、行方不明者数39人、そして約6万以上の人が避難をしている。また、約57,000軒もの家屋が半損壊している(11月25日発表)。

 

この深刻な被害状況を受け、スラウェシ島マカッサルにあるAMDAインドネシア支部のアンディ・フスニ・タンラ支部長(ハッサヌディン大学名誉教授)はAMDA本部に支援を要請。自身の教え子であるインドネシア西ジャワ州ボゴール の麻酔科医を中心とした医療者をAMDAインドネシア支部医療チームとして、25日、被災地である同島チアンジュール 県に向け派遣した。

 

【活動内容】

1. 緊急支援活動

11月25日、AMDAインドネシア支部医療チーム19人(医師5人、看護師7人、薬剤師1人、診療放射線技師2人、調整員4人)は、支援が行き届いていない村の一つ、トゥンギリス村に向かった。地震によって孤立した集落もあり、チームは途中で車両を駐車後、避難テントが集まる避難所を目指し、雨でぬかるんだ道を歩いた。避難所に到着後、被災された方々の診療を開始した。

 

翌日26日には、トゥンギリス村のほか、パシルチナ村にも入り、診療活動を実施。2日間で合計約700人の被災者を訪れ、発熱や下痢、呼吸器疾患や疼痛などの症状を訴える方々301人を診察、必要に応じて医薬品の処方などを行った。

 

27日は同県チャリウ村にて、インスタントラーメンや牛乳といった食料に加え、石鹸や歯ブラシ、シャンプーなどの日用品を被災された方々に提供した。

  

 

2. 復興支援活動

緊急支援活動を終了し、AMDAチームは帰途に就いた。

 

しかしながら、地震発生から2週間以上経過した現在も11万人以上の方が避難生活を余儀なくされている状況を鑑み、AMDAインドネシア支部は復興支援に向け、調整を行っている。

団体情報
アムダ(AMDA)

2020年3月現在、世界67か国でプロジェクトを実施。内、人道支援活動は59か国219件に上ります。地震や洪水等の災害発生後、被災者に医療等の支援を行うだけでなく、復興支援も実施しています。また、インドでの母子保健、モンゴル・ネパールでの内視鏡技術移転なども継続的に行っています。

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