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奉還町まるごとユースセンタープロジェクト

  • 寄付額

    291,600

  • 寄付数

    48

  • 開始日時

    2021/10/25 16:54

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

 

【はじめに】

202212月、ユース世代(中高生世代)が自らの意志で居場所を選び、自発的に活動できる場として、完全に民間運営のユースセンター「奉還町ユースセンター」を開設しました。

開設以来、毎月のべ100名以上のユースが利用する場として少しずつ認知されてきています。

3年経過した2026年、ユースセンターは新たなフェーズに移行しました。

 

「居場所をつくる」と聞くと、多くの人は一つの建物や施設を思い浮かべるかもしれません。しかし、私たちSGSGが構想する「奉還町まるごとユースセンター」は、そうした発想とは少し異なります。

この構想は、奉還町商店街全体を、ユース世代が安心して過ごせる“居場所の集合体”として捉える試みです。中心となるのは、商店街の一角にある奉還町ユースセンター。ここを「ポート(母港)」と位置づけ、若者がそこを起点に、商店街の中を物理的にも心理的にも回遊しながら時間を過ごすことを想定しています。

重要なのは、そこを訪れるユースには「目的の有無や関与の度合い」を問わないことです。何かに挑戦したい日もあれば、ただ過ごしたい日もある。そのどちらも受け止められる余白を、まちの中につくること。それが「まるごと」という言葉に込めた意味です。

この構想は、完成されたモデルではありません。商店街の人々、ユース世代、伴走する大人たちとの関係性の中で、少しずつ形を変えながら育っていく“進行形の居場所”です。

奉還町ユースセンターオープニングイベント(2022.12)

 

【奉還町ユースセンターを’母港’とする理由】

2022年12月、SGSGは奉還町3丁目にユース世代が安心して出入りできる拠点として民設民営「奉還町ユースセンター」を開設しました。しかし、運営を続ける中で次第に見えてきたのは、「居場所を一箇所に限定すること」の限界でした。 若者の関心や状態は日々変化します。静かに過ごしたい日もあれば、人と関わりたい日もある。一つの空間だけですべてを受け止めるのは難しいのです。

そこで私たちは、ユースセンターをゴールではなく「出入口」として捉え直しました。 港が船の行き来を支えるように、ユースセンターは若者が地域へ出ていくための母港です。安心して戻れる場所があるからこそ、外へ出ることができる。この発想が、商店街全体を居場所として捉える構想へとつながっていきました。

 

 

 

【若者が回遊できるまちの条件】

奉還町商店街は、JR岡山駅から徒歩圏内にあり、多様な人が行き交う場所です。近隣には岡山市立石井中学校、岡山県立岡山工業高校、岡山県立烏城高校、ノートルダム清心女子大学、朝日医療大学校といった学校が多い一方で、中高生が日常的に滞在する場所とは言い難い状況が続いていました。

しかし商店街には、若者を温かく見守ろうとする大人がいます。昔ながらの商店主や、新しくチャレンジしに来た若手経営者、空き店舗や余白のある空間もあります。SGSGではひとつ仮説を立てました。これらは、若者が回遊する居場所をつくる上で重要な条件にならないのか?
商店街の役割も変わりました。商業的に「消費の場」から生活的に「関係が生まれる場」へ。若者が立ち寄り、大人と顔見知りになり、少しずつ関係が編まれていく。その積み重ねが、居場所としての厚みを生んでいくのではないでしょうか。

 

【奉還町商店街×学生たち】

奉還町商店街では季節ごとのイベントに必ず若者たちの姿が見られます。若者は単なる参加者ではなく、企画や運営に関わる担い手として関係を築いています。商店街側も、若者を「お客さん」ではなく「仲間」として受け止め始めています。 「まるごとユースセンター」構想は、すでに自然発生的に動き始めています。

 

【ユニバーサルアプローチの視点で】

ユニバーサルアプローチとは、特定の属性や課題を持つ人だけを対象にするのではなく、すべてのユース世代を等しく対象とする設計を意味します。学校に通っているか、不登校か。家庭環境に困難があるかどうか。そうした条件で線を引かないことを、あらかじめ前提としています。SGSGがこの視点で動く理由を以下に示します。

第一に、「困ってから支援する」モデルには限界があるからです。 支援が必要になるほど状況が深刻化した時点では、若者自身が助けを求める余力を失っていることも少なくありません。誰にも相談できず、孤立が固定化してしまうケースもあります。だからこそ、困る前から自然に関われる場所が必要なのです。

第二に、「支援対象」というラベルが、若者を遠ざけてしまうことがあるからです。 「困っている人のための場所」「特別な事情がある人のための施設」と認識された瞬間、多くの若者はそこに近づかなくなります。一方で、「誰でもいていい場所」であれば、結果として困難を抱えた若者も無理なくそこに居ることができます。

第三に、混ざり合うこと自体に価値があると考えているからです。 背景の異なる若者が同じ空間で過ごし、同じ商店街を歩き、同じイベントに関わる。その中で生まれる関係性は、「支援する側/される側」という固定された役割を超えたものになります。誰かが誰かを一方的に助けるのではなく、互いに影響を与え合う関係が育っていきます。

奉還町まるごとユースセンター構想において、ユニバーサルアプローチは単なる理念ではありません。 商店街という日常的で開かれた場所をフィールドにすること、出入りの条件を設けないこと、関わり方の濃淡を本人に委ねること。これらすべてが、ユニバーサルであるための具体的な設計です。 「特別な支援」ではなく、「当たり前に居られる場所」をつくること。 その結果として、困難を抱える若者の予防的支援にもつながっていく。私たちは、この回り道のような方法こそが、もっとも持続可能なユース支援だと考えています。

 

【寄付金を募っている理由】

①岡山市が施策として「ユース支援」を考えていない

本来、ユース世代の支援は行政の仕事であると考えます。政令指定都市である岡山市も何らかの予算計上を行い、直営または公設民営形式のユースセンターの設置、ユースワーカーの配置が求められます。

ユース支援への理解の深い自治体として、人口規模約46万人の兵庫県尼崎市では、ユース交流センター管理運営経費として4838万円、ユース相談支援事業費として1814万円を一般会計より、青少年団体活動事業費として226万円を特別会計より計上しています。それに対し、人口規模70万人の政令市である岡山市はなんと0。岡山市はユース世代に対する事業の必要性が無いという認識です。

行政がやらないのであれば、我々のような民間団体による非営利活動として行うしかありません。

 

②関わる人を増やしたい

奉還町まるごとユースセンター構想は、まだ完成していません。だからこそ、今から関わる余地があります。 見学する、話を聞く、応援する。どんな関わり方でも構いません。このまちで、若者と大人が共に育つプロセスに、ぜひ加わってください。その関わり方のひとつに「寄付」というやり方があります。

 

③SGSGは何をしているのか?

一般社団法人SGSGとして、いままで奉還町ユースセンターの整備に累計3000万円以上の投資を行いました。現在も銀行から約1000万円の融資を受けて、毎月返済をしています。法人としてできることは最大限行っているつもりですが、当団体のみがんばっても「SGSGが何かがんばっているね」で終わってしまい、活動が拡がりません。

 

④何に使うのか?

一番気になるところですね。集めた寄付金は、ユースセンター活動の質・量を充実させるために以下の用途に限定して使用します

 1.学生(中高生・大学生)の活動のための事業費(イベント開催のための消耗品購入費・外部委託費・ゲスト出演謝金など)

 2.学生ミーティングの会議費(お茶・お菓子代)

 3.学生の学びのための講師謝金

 4.広報費(ネット広告・チラシ/パンフ制作費)

※センターの家賃・光熱費・人件費は一般社団法人SGSGの責任で自己負担し、いただいた寄付金を流用することはいたしません。

 

 

【仲間になってくださった方に】

1.個人の方 奉還町ユースセンターおよびホームページにご芳名掲載させていただきます(希望者のみ)

2.企業の方 奉還町ユースセンターおよびホームページにバナー掲載させていただきます 

  年間10万円以上の大口の方にはユースセンター内に御社の紹介パネルを掲載させていただきます

 

 

 

 

 

 

団体情報
SGSG

小学生から高校生に対し多様な学びの機会と場を提供し、将来地域社会の担い手となる若者の育成し、社会的に弱い立場に置かれた女性を支援し、社会全体の利益の増進を図る

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