SDGs① 貧困をなくそう
SDGs③ すべての人に健康と福祉を
SDGs⑯ 平和と公正をすべての人に
日本全国
市民社会の強化・改善
ひとりひとりに深い影響を与える
問題の悪化を防ぐ
問題を人々に認識してもらう
実行・確立段階
いじめ
虐待
貧困
居場所支援
不登校
学習支援
DV
ホームレス
Citizenship for Children program
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寄付額
¥18,000
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目標金額
¥7,000,000
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寄付数
3件
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開始日時
2020/11/11 00:00
終了日時
期限なし
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残り日数・時間
期限なし
このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。
【プロジェクトの概要】
近年、虐待や貧困、社会的排除の背景にある子どもや家族の「孤立」が地域課題となっています。これに対し、行政等の「公助」だけではなく、地域のつながりを再構築する「共助」を充実させていくことが求められています。
私たちは、子どもの孤立を解消・予防し、誰もが尊厳をもって生きられる社会の実現を目指して、「Citizenship for Children program」という市民育成プログラムを展開しています。地域住民の市民性を開拓することで、地域コミュニティの健康度を高め、誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指します。
【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】
地域社会を取り巻く現状として、近年、子どもの虐待や貧困、いじめなどの問題が顕在化する中で、子どもや家族の「心の孤立」をいかに防ぐかが、重要な課題となっています。
ここでいう「心の孤立」とは、
生きづらさや困難を抱えていても、大人や社会に助けを求めることができない、頼れない状態のことです。
その背景として、いわゆる支援機関や学校など、子どもをサポートする主な担い手の逼迫化があります。
例えば都内の児童相談所では、一人のワーカーが100人以上の子どもを担当している状況が生じていたり、不登校や発達障害、養育の難しい家庭が利用する児童精神科の病院では初診までに3か月~6か月を要するという状況も常態化しているのが現状です。
それに対して、地域の中では、「子どもたちのために何かしたい」と市民や民間主導の動きが生まれ、子ども食堂や学習支援の設置などが進んでいます。
その想いや動き自体は貴重なキャパシティ(可能性)ですが、子どもたちの日常の中における関わりをどう作るのか、一人一人の小さな声に誰がどう耳を傾けるのか、といった点についてはまだまだ課題が多く残されています。
【解決する方法】
本プログラムでは、
①専門知識を学ぶ座学講座
②子どもと関わる現場実践
③実践の振り返りとコミュニケーション技術を学ぶゼミ
を通して子どもと関わる上での対人援助技術とマインドセットを12名程度のチームで学びます。
さらに、6か月の期間を通して「自分だからこそできるアクション」を問うていき、プログラム終了後の主体的な社会参画を促していきます。
一人では難しい継続的な活動も、同じ地域で活動するチームメンバーの存在やフォローアップの研修があることで、相互の支え合い学び合いが生まれ、継続性が担保される仕組みになっています。
【この事業の成果目標】
この事業が目指すのは、
その地域に暮らす誰もが、生活上の不安や困難を深める前に安心して頼れる先があり、その支えによって自分と他者への尊重をさらに深めていけるようなコミュニティの実現です。
そこには、大きく3つの要素があると考えています。
1つは、支え手の双方向性。この変化の大きい状況においては、誰がいつどんな困難を抱えるか分かりません。誰かが一方的に支援を施すということではなく、地域社会に暮らす人々が互いへの想像力をもち、お互いの出来ることで支え合っていく必要があります。
2つ目は、多様な支え手の存在です。「行政がやってくれる」「自分は支援者じゃないから」ではなく、気づいた人が手を差し伸べることできめ細やかなセーフティネットが築かれていきます。
3つ目が、世代を越えた循環です。安心して頼れる存在、自分を尊重して支えてくれる存在がいたことで、今度は自分がそんな存在になるという循環がコミュニティの持続可能性を高めていくと考えています。
【この事業の成果指標】
・向社会性、他者信頼感の向上
・レジリエンスの向上
・ソーシャルキャピタルの創出
2019年度より、社会的インパクト評価に取組んでいます。結果については、事業報告書をまとめ、冊子やWEBでの公表を予定しています。
【この事業による受益者の変化】
このプログラムに関わる市民も、またその先にいる子どもたちも、温かいつながりを通して、自分たちの周りを豊かにできるのは、自分たち自身の力なんだという感覚を手に入れることができると信じています。
【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】
・育成プログラム修了生の声
参加した当初は、子どもたちと親しい関係性を結ぶ難しさを感じていました。
このプログラムを通して、自分の願いや希望を知らず知らずのうちに押し付けてしまっていないか、それは本当に子どもの願いか、といったことを繰り返しながら子どもたちとのかかわり方を内省することができ、子どもにとっても自分にとっても心地よいかかわりを見出すことができたような気がします。
・プロジェクト担当者からメッセージ
子どもの育ちにとって大切な、信頼できる他者の存在。
たとえ心に小さなケガをしたとしても、その傷口が広がる前に癒し合える仲間の存在。
そんな存在が地域や社会の中に生まれ続けていくための仕組みや文化を築いていくことが必要ではないか。
そのような社会背景や課題意識を受けて、事業活動に取組んでいます。
今目の前におきている問題への対処だけでなく、より根本的な仕組みや文化を目指したプロジェクトです。応援よろしくお願いします!
【寄付によって達成できること】
1万円の寄付で、年間3~4人の子どもに豊かなつながりを届けることができます。
団体情報
PIECES
子どもたち一人ひとりが生まれた環境や特性等に関わらず、権利と尊厳をもって生きていくために、社会を構成する多様な個人やセクターが温かなまなざしとそれぞれの「できること」をもって子どもの育ちを支えるという文化を醸成すべく、つながりの仕組みづくりと価値変革を行うことを目的としている。
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寄付内訳
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寄付総額
¥18,000
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このサイトで集まった寄付
¥18,000
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その他の寄付
¥0