公式HP:http://www.pieces.tokyo/
財務情報:https://www.pieces.tokyo/aboutus
私たちは、子どもたち一人ひとりが生まれた環境や特性等に関わらず、権利と尊厳をもって生きていくために、社会を構成する多様な個人やセクターが、温かなまなざしとそれぞれの「できること」をもって子どもの育ちを支えるという文化を醸成すべく、つながりの仕組みづくりと価値変革を行うことを目的としています。
受付中
団体名 | 認定特定非営利活動法人・PIECES |
寄付適格性 | |
設立経緯 | 代表の小澤は児童精神科医としての13年の臨床経験を通して、家庭の中で虐待され生死を彷徨う子どもや、経済的な貧しさや発達障害を理由に友達にからかわれた結果、非行という形でしか自分を表現できない子どもなど、様々な子どもに出会ってきた。臨床を進める中で、その背景には、子どもを守る立場にある保護者自身が頼る人がいないために虐待が起きやすい閉鎖的な環境が生まれてしまったり、地域のつながりが希薄化する中で子どもたち自身が学校や地域で頼り先がいなかったりする「子どもの孤立」があることに気づく。この孤立から子どもを守るためには、医療機関で患者さんを待っているだけでは限界があり、地域や社会に直接働きかける予防的なアプローチを目指す必要があると考えPIECESを立ち上げた。 |
取り組んでいる社会的課題 | 地域社会を取り巻く現状として、近年、子どもの虐待や貧困、いじめなどの問題が顕在化する中で、子どもや家族の「心の孤立」をいかに防ぐかが、重要な課題となっている。ここでいう「心の孤立」とは、生きづらさや困難を抱えていても、大人や社会に助けを求めることができない、頼れない状態のことである。 その背景として、いわゆる支援機関や学校など、子どもをサポートする主な担い手の逼迫化がある。例えば都内の児童相談所では、一人のワーカーが100人以上の子どもを担当している状況が生じていたり、不登校や発達障害、養育の難しい家庭が利用する児童精神科の病院では初診までに3か月~6か月を要するという状況も常態化しているのが現状である。 それに対して、地域の中では、「子どもたちのために何かしたい」と市民や民間主導の動きが生まれ、子ども食堂や学習支援の設置などが進んでいる。その想いや動き自体は貴重なキャパシティ(可能性)であるが、子どもたちの日常の中における関わりをどう作るのか、一人一人の小さな声に誰がどう耳を傾けるのか、といった点についてはまだまだ課題が多く残されている。 |
主要事業 | ①市民性醸成事業(Citizenship for Childrenプログラム) 子どもの孤立を予防・解消するために、子ども達1人1人に合わせた関わりを作ることができる市民支援者を育成するプログラム。実践とゼミ形式のリフレクション、講座による学びを織り交ぜながら育成を進めており、これまで東京都、茨城県水戸地域で4年間、5期にわたって実施。 ②研修・コンサルティング事業 上記、市民育成プログラムで用いる研修やワークショップのコンテンツを切り出し、子どもの支援等を行う団体や組織に対して、研修や相談によるサポート行う事業。 ③啓発・普及事業 取り組む社会課題の現状や実施する事業内容やその成果/課題について発信することを通して、啓発・普及を行う事業。行政や企業、児童福祉施設、NPO法人等が主催するシンポジウムや企画への登壇だけでなく、自主企画のイベントや他団体との共催イベントなどを数多く実施。 |
住所 |
〒 1130033 東京都文京区本郷 3丁目40-10 |
団体電話 | 09042134200 |
代表者名 | 代表理事 、小澤いぶき |
公式HP | http://www.pieces.tokyo/ |
財務情報 | https://www.pieces.tokyo/aboutus |