SDGs① 貧困をなくそう

SDGs⑪ 住み続けられるまちづくりを

SDGs⑮ 陸の豊かさを守ろう

アジア

特定の人々

環境や仕組み

拠点や組織

広く浅く、多くの人に直接効果を与える

問題の悪化を防ぐ

問題の解決

実行・確立段階

こども

人権

ミャンマー最貧地域チン州で持続可能な農業体制を作りたい

  • 寄付額

    114,000

  • 目標金額

    1,000,000

  • 寄付数

    36

  • 開始日時

    2020/06/27 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトの概要】
チン州の中でもインド国境に近くに位置するライレンピー町において、換金作物であるコーヒー栽培を広め、販路を構築します。国際的な認証も取得し、住民が継続的に質の良いコーヒーを販売できるようにします。


【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

プロジェクト予定地では、主産業は農業であり、元来広く移動式焼畑農業が行われてきました。しかし、現在は人口増加に伴う耕作地不足のため過剰な焼畑が行われ、大規模な森林破壊と地力の低下を引き起こしています。地力が低下することで十分な食糧確保が困難になり、さらに広範囲の焼畑を行うという悪循環が起こっています。このような経緯で自給が困難になっている上に、事業地の現金収入はほぼ皆無であり、平均年収は約2万円程度という状況です。以上の現状を受け、過剰な焼畑の削減と収入向上の両面からの問題解決が喫緊の課題といえます。


【解決する方法】

換金作物としてコーヒー栽培を推進します(現在実施中)。焼畑農業と並行しながら換金作物からの収入を確立させ、同時にミャンマー国内外の販路を開拓し、コーヒー栽培農家とつなげます。このプロジェクトは現地の住民組織であるFarmers Association of Maraland(マラ地域農民組織:FAM)と協働で行い、当会がいなくても栽培ー販売が持続するような体制を作ることとします。コーヒーの品質・販売安定の手段としてコーヒーの国際認証も取得していきます。

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】

このプロジェクトは現地の住民組織FAMとの協働で品質向上、販路確立を実施するため、支援をして終わりという短いスパンのプロジェクトではありません。本当に地域住民にとって必要なことは何かということを考え実施するプロジェクトであると思っています。

この地域は非常に交通の便も悪く、生活が大変な地域です。しかし、住民の皆さんは前を向いて地域をよくしようと日々努力しています。住民が自分の地域を誇れるようにお手伝いをしていただけませんか。
(受益者からのコメント)

・これまでコーヒーというものは知っていたが、実際に栽培したことはなかった。収穫の時期は陸稲栽培も一段落しているので、副収入的に収入があるのはうれしい。

・コーヒーを50本程度栽培しているが、どこに販売したらいいのかわからなかった。毎年買ってくれるのようになるのであればとてもありがたい。

 

【寄付によって達成できること】

地域の産業が発展することで現金収入が増加し、生活水準が向上します。今まで後回しになりがちだった医療費、学費などにお金を使えるようになります。コーヒー栽培の普及により移動式焼畑農業が減少することで、環境保全にも貢献ができます。

また、この地域は非常に栄養状況が悪い状態ですが、食事にもお金を使えるようになり、栄養状況の改善も期待できます。

 

1,000円あれば、苗を20本育てることができます。

3,000円あれば、自分で苗を育てたい農家が苗床に使う遮光ネットを購入することができます。

5,000円あれば、コーヒーのために必要な堆肥を作ることができます。

10,000円あれば、コーヒーの有機認証取得のために、農家を1軒支援することができます。

20,000円あれば、20人程度の農家を対象としてコーヒー栽培・加工研修を開催することができます。

 

団体情報
地球市民の会

「世界中の人々が世界中のすべての幸せを自分の幸せと感じられる人=地球市民になること」
が実現する世界にすることを目標にして、世界平和および私たちの地域の向上を実現させるために、国際協力、国際交流、地域づくり、地球共感教育の活動をしています。

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