子ども(海外)
貧困
人道支援
緊急支援
教育
SDGs① 貧困をなくそう
SDGs② 飢餓をゼロに
SDGs⑯ 平和と公正をすべての人に
アフリカ
特定の人々
広く浅く、多くの人に直接効果を与える
問題の解決
実行・確立段階
「世界最悪の人道危機」イエメン紛争下の子どもへの栄養改善及び保護活動
-
寄付額
¥85,500
-
寄付数
35件
-
開始日時
2020/05/13 16:11
終了日時
期限なし
-
残り日数・時間
期限なし
このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。
【プロジェクトの概要】
本プロジェクトでは、「世界最悪の人道危機」と言われているイエメン共和国において、栄養不良の子どもたちに栄養価の高い食糧を提供することで、子どもたちの命をつなぎます。また、イエメンを逃れ、対岸のジブチ共和国に難民として暮らす子どもたちに対して保護活動を行ない、安全・安心に過ごせるよう環境を整えます。
【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】
1)2015年3月から激化した紛争により、イエメンでは人口の3分の2以上である2,000万人以上が食糧不足に喘いでいます。また、5歳未満の子ども200万人が急性栄養失調に苦しむなど、食糧確保による生命の維持が、同国の最重要人道課題となっています。栄養不良等に起因した治療可能な病気により、「10分に1人の子どもが亡くなっている(ユニセフ)」と言われており、特に子どもが置かれている状況は深刻です。
イエメン:国内避難民の家族
2)避難民の内、第三国への移住が困難な約4万人は、夏には気温が50度を超える灼熱の地である対岸のアフリカ・ジブチ共和国に避難し、首都ジブチ市及び北部オボック市のマルカジ難民キャンプに居留しています。子どもたちは、紛争の体験により心の傷を負い、将来への不安から情緒不安定な状態にありますが、子どもが安心・安全に過ごせる場所は十分にありません。
【解決する方法】
1)イエメンの首都サナアにおいて、栄養不良の子どもたちに栄養価の高い食糧を提供することで、子どもたちの栄養状態を改善させ、命をつなぐ活動をいたします。
イエメン:食糧を受け取る子ども
2)ジブチに逃れたイエメン難民の子どもたちが安全・安心に過ごすことができるように難民キャンプにおいて保護・教育活動を実施いたします。
ジブチ:難民キャンプ内のアイキャンが運営する「子どもの広場」で遊ぶ子どもたち
【プロジェクトのもたらす長期的成果】
1)イエメン国内の子どもたちの栄養状態が改善し、命をつなぐことで、今後の紛争終結後にそれぞれの能力を開花し、同国の中長期的開発へとつながる。
2)ジブチに逃れたイエメン難民の子どもたちの紛争で傷ついた心のケアやストレス緩和が促進されるとともに、社会性やコミュニケーション能力などのライフスキル(生きていく上での能力)を育てることにより、紛争終結後の復興活動において力を発揮することができる。
【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】
1)本プロジェクトの対象地である首都サナアでは、紛争激化以来、周辺地域からの国内避難民の流入が続いており、2019年に発生した約66,400世帯の国内避難民のうち、1割弱の世帯がサナアへ逃れてきました。国内避難民の中には、路上や空き地にテントを立てて生活する世帯も存在し、長引く避難生活により生計手段を喪失し、厳しい生活下にあります。アイキャンでは、このような世帯の子どもたちに対して栄養食品の提供を実施いたします。どうか、子どもたちの栄養改善に必要な食糧を届けさせてください。
イエメン:国内避難民の生活の様子
2)難民の子どもたちは様々な悩みや問題を抱えています。アイキャンの活動を通して、そうしたストレスを軽減し、子どもたちが様々な能力を伸ばし、自信をつけることができる環境を作りたいと思っています。
ジブチ:イエメン難民の子どもたち
【寄付によって達成できること】
500円で、子ども1人分の1ヶ月分の栄養補助食品を配布できます。
5,000円で、難民キャンプにおける子どもの活動(お絵かきやサッカー等の運動)を1ヶ月実施できます。
団体情報
アイキャン
ICANは、一人ひとりの「できること(ICAN)」を持ち寄り、子どもたちが貧困や紛争などの暴力に脅かされない平和な社会の構築を目指しています。そのための、活動理念として、人々の「ために」ではなく、人々と「ともに」を掲げています。
団体にメールで問い合わせる団体にメッセージを送る
寄付内訳
-
寄付総額
¥85,500
-
このサイトで集まった寄付
¥85,500
-
その他の寄付
¥0