SDGs① 貧困をなくそう

SDGs⑤ ジェンダー平等を実現しよう

日本全国

特定の人々

環境や仕組み

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の悪化を防ぐ

保育

DV

女性

女性と子どものための民間シェルター「ともだちの家」はDV被害女性の最後の砦です

  • 寄付額

    992,368

  • 目標金額

    15,000,000

  • 寄付数

    45

  • 開始日時

    2006/07/25 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

 2017年の内閣府の調査によれば、女性の3人に一人が配偶者からの暴力を受けたことがあり、その7人に一人が生命の危険を感じた経験があります。DV(ドメスティック・バイオレンス=夫・恋人からの暴力)は恐怖による支配とも言われ、身体的暴力だけでなく、言葉による暴力も心身に深刻な影響を与えます。

 暴力から逃れるために家を出る女性は、被害女性全体の1割に過ぎません。多くが安全な住まいがないこと、その後の経済的見通しが立たないために、暴力のある家庭に留まっています

 被害女性たちは「相談・支援などの充実」「法律・制度の制定や法的罰則を設ける」などと共に、「加害者から一時的に逃れることができるシェルターの設置」を強く求めています。DV防止法は制定されても被害者のためのシェルターはまだまだ不足しています。

 児童虐待防止法にも、DV家庭で育つことは、子どもへの心理的な虐待であると明記されています。面前DV(親の暴力を見聞きすること)は子どもの脳の発達にも深刻なダメージを与えるとの報告もあります。社会的なケアがなければ、子どもたちは暴力で物事を解決することを学んだり、他者への信頼関係を築くことが困難になるとのことです。

このように、DVはひとつの家庭の問題にとどまらず、地域にも深刻な影響を与えます。DV被害女性と子どもたちを支援することは、すなわち地域に安全と希望をもたらします。

ウィメンズネット・こうべは2005年から民間シェルターを開設し、今年で15年目になります。これまでに350組の女性や母子(子ども400人)を保護してきました。シェルターを出た後も家庭訪問や月1回の食糧支援を行う等、生活再建に向けて継続した支援を行っています。

柔軟な対応のできる民間シェルターはDV被害女性の最後の砦であり、貴重な社会資源となっております。しかし、財政難から職員の世代交代ができず、活動を維持することが厳しい状況にあります。

どうか、皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いします。

団体情報
女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ

男女が互いにその人権を尊重し、責任を分かち合い、安心してのびやかに生きることができるジェンダー平等社会の実現をめざし、DVの根絶と女性と子どもの支援に取り組んでいます。

団体にメールで問い合わせる
団体にメッセージを送る