SDGs① 貧困をなくそう

SDGs④ 質の高い教育をみんなに

SDGs⑩ 人や国の不平等をなくそう

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問題の解決

定着・普及段階

虐待

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居場所支援

保育

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みらいの森 サマーキャンプ

  • 寄付額

    18,500

  • 目標金額

    9,000,000

  • 寄付数

    2

  • 開始日時

    2020/01/06 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

みなさまが、ご健康で過ごされていることを願っております。

日本中、そして世界中で力を合わせ、この前例なき困難を乗り越えていきながら、みらいの森では、子どもたちに笑顔でキャンプにてお会いできる日のための準備を進めて参ります。

状況によっては、サマーキャンプの日程の変更、開催地の変更、日数を減らしての開催等を検討中です。何かしらの形で、子どもたちと「アウトドア体験」をご一緒できればと考え、準備を進めています。

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】
現在、日本では約3万人の子ども達が、約600の児童養護施設で暮らしています。また、入所している子どもたちの約6割は虐待を経験している子どもたちです。そうした子どもたちは、いまだに世間からの偏見や不十分な支援と限られた世界の中での生活を強いられています。
さらに、児童養護施設の子どもたちは原則18歳で、高校卒業と同時に施設を退所し、まだ経済力がない中、衣食住すべての自立が求められます。かれらの中には、退所後に激変する日常の生活をやりくりする基本的な知識が身についておらず、自分に自信がなく自尊感情を持てない、コミュニケーション能力が低い、周囲の人とうまく関係を築けない等の問題に直面する子どもたちが多くいます。

自分自身の物理的な準備に加え、心構えもできていなく、社会に十分なセーフティネットがあるとは言えない状況で、心の傷も癒えないまま「自立」していく多くの子どもたちの展望は、決して明るいとは言い切れません。


【解決する方法】
NPOみらいの森は、メインの活動として、夏休みに宮城県のキャンプ場で、4泊5日のサマーキャンプを行います。
キャンプは、期間中に3セッション、計105人のキャンパー(小・中学生)、12人のリーダー実習生(高校生)、21人の引率職員をご招待する予定です。
キャンプでは、大自然を活用したチーム競技や、沢登り、キャンプファイヤーなど多様なプログラムを行います。
キャンプを支えるキャンプ・スタッフは、毎年多様な国々の出身者が参加します。昨年は、10ケ国から参加しました。キャンプ期間中には、キャンプ・スタッフから直接、それぞれの文化や言葉などを、子どもたちが学ぶ機会を設けています。

みらいの森の活動の特徴は、見たことや聞いたことのないことでも、それに対してきちんと考えることができ、自ら解決方法を見つけ出し、困難を乗り越えることのできる力のことを「生きる力」と呼び、子どもたちの「生きる力」を育てることに注力している点です。

自立していく子どもたち全員に対して、問題が起きた時にその場にいて一緒に対応したり、事前に全ての問題への解決法を教えることは不可能ですが、自分でどのような問題でも解決できる「生きる力」を身に着けていれば、自立した時に何事にも自信を持って対応でき、幸せな毎日につながるはずです。常に頼れるサポートが周りに少ない子たちにとって、この力は特に大事になってきます。

体験型

みらいの森プログラムは、「生きる力」を確実に身に着け、自分の物にしてもらうため、体験を通しての学びを重視しています。子どもたちは今までやったことのないことを経験し、考えたことのないことを考え、自分自身の体験を通して物事を整理し理解することを学びます。また、実際に体験することにより、言葉や理論だけでは伝わらない感覚や考え方に触れ、一人一人に合った方法で学ぶことができます。さらに、プログラム内では失敗してもやり直し、そこから学べる環境を創り上げています。

継続的

みらいの森は、サマーキャンプに加え、年1回のウィンターキャンプや毎月1回「自然つながりプログラム」といった多彩なプログラムを行っています。

こうした、毎月または毎年参加できるプログラムに継続的に参加することにより、子どもたちは前回のプログラムの経験をもとに学びをさらに積み重ねることができます。また、何度も参加している子どもたちは、馴染みのある環境に安心感を持ち、普段はやらないようなことや、新しいことにも挑戦していきます。さらに、参加する子どもたちの成長に合わせ、小学生から高校生まで、年齢やレベルに合ったカリキュラムをプログラムに組み込んでいます。

【プロジェクトのもたらす長期的成果】
児童養護施設に暮らす子どもたちが、キャンプを通じて「生涯の糧」となる体験をし、社会に出てからも自分に自信を持ち、仲間や周囲の人たちと助け合いながら、様々な問題を克服し、活躍できるようになることを、このプロジェクトの長期的な成果として期待しています。また、その結果、彼らが「負の連鎖」を断ち切って、経済的に自立した大人として社会の中で生きていくことができるになることも期待しています。

【参加者からのメッセージ】
初参加のキャンパーより(小学3年生)
みらいの森、ありがとうございました。いろんなアクティビティがあってたのしかったです。とくにたのしかったのが沢登りです。大ジャンプで最年少だったのでうれしかったです。さいしょはこわかったけど、COURAGEをだして飛べてうれしかったです。たくさん友達ができてよかったです。
初参加のキャンパーより(小学6年生)
みらいの森に招待してくださりありがとうございました。とっても楽しかったです。いろいろなことが学べたし友達もできたのでよかったです。私は変わったことがあります、それは勇気を出してチャレンジできるようになったことです。同じチームのさゆり、アナ、こずえ、はるか、ジェフたちがいてよかったです。本当にありがとうございました、またきます。


初参加の引率職員さん
以前に参加した児童と職員から「とにかく楽しい!」と聞かされていましたが、参加して見てそれが実感できました。施設では見られない子どもたちののびのびとした姿に、これが本来の彼らなんだと感動させられました。彼ら、素敵でした。また、みらいの森の成り立ちにも感動しました。まいた種が確実に実を結びつつある。これだけ評価され続けてい るNPOはそんなにないでしょう。やはり素敵です。今回の参加で、個人的には積極的な動きがとれず、子どもたちとの関わりも少なくなってしまったなと反省しているところです。これが自分の課題だとわかってはいたのですが。でも励ましの言葉をたくさんもらえたので、それを今後のエネルギーにしていきます。


【寄付によって達成できること】
1,000円あれば、サマーキャンプの思い出  T-シャツ1枚分になります。
6,000円あれば、サマーキャンプ中の食事1人分になります。
10,000円あれば、キャンプファイヤー1回分になります。

団体情報
みらいの森

ビジョン
NPOみらいの森は、全ての子どもたちが平等に活躍する機会を持つ日本社会の実現を目指します。
ミッション
NPOみらいの森は、児童養護施設で暮らす子どもたちのために、アウトドア・プログラムを通じて生涯の糧となる体験を創り出し、幸せで実りある成長をサポートします。

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