SDGs① 貧困をなくそう

SDGs② 飢餓をゼロに

SDGs③ すべての人に健康と福祉を

SDGs④ 質の高い教育をみんなに

SDGs⑨ 産業と技術革新の基盤をつくろう

SDGs⑪ 住み続けられるまちづくりを

SDGs⑫ つくる責任 つかう責任

SDGs⑬ 気候変動に具体的な対策を

SDGs⑯ 平和と公正をすべての人に

SDGs⑰ パートナーシップで目標を達成しよう

東海・近畿

特定の人々

環境や仕組み

拠点や組織

市民社会の強化・改善

広く浅く、多くの人に直接効果を与える

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の悪化を防ぐ

問題の解決

問題を人々に認識してもらう

定着・普及段階

生物多様性

芸術文化

日本のふるさとの棚田を再生し、100年後の子どもたちへ残したい!

  • 寄付額

    102,000

  • 目標金額

    1,000,000

  • 寄付数

    13

  • 開始日時

    2018/12/10 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【活動紹介】

棚田とは、山の斜面や谷間の傾斜地に階段状に造られている水田のことです。

しかし、実際は、多くの棚田が手入れを放棄され、担い手も不足し、荒れています。

なぜなら、機械や水も入りにくく、作業が大変で、生計を立てるのが非常に困難だからです。

だからこそ、私たちは、水不足や地滑りを防ぎ、

多様な生物を育むなどの豊かな土壌を保つ働きのある「棚田」を未来の子どもたちへつなぐ活動をしています。

写真:兵庫県神崎郡市川町上牛尾寺家の棚田

 

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

地域の方々が「過疎化・労働力不足・赤字の経営・鳥獣被害等により棚田が放棄され失われている」という生の声を訴えています。

さらに、多くの石垣も崩れ、再生が緊急に求められています。具体的には、本団体が活動している兵庫県神崎郡市川町上牛尾地域では、

18枚の放棄田があり、住民88軒中農地の後継ぎは、41軒がいない」という現状です(本団体が2011年に実施したアンケート調査)。

そのため、今後放棄田が増えていくことは明らかで、その社会課題の解決に向けて取り組んでいます。

図:担い手不足の現状を表す図

 

【解決する方法】

上記の課題解決のために、都市や農村から参加者を募り、

棚田での農作業体験(米作り・草刈り・整備等)、石垣積みの棚田の保全・再生を通じて、

自然環境や農、食に興味を持ってもらう自然体験を行い、都市と農村をつなぎ、普及啓発・人材育成を行います。

(今まで13枚の棚田再生、5か所の石垣再生の実績あり)

 

具体的には、

①毎月の農作業、棚田整備を通じて、参加者各回10名、年8回体験では50名とともに石垣を1か所、棚田を2枚再生します。

②都市で棚田の交流会を通じて人材育成を行い、商店街等では毎月3回普及啓発を各回200名に行います。

フェスや活動報告会を市川町で行い、600名以上に活動を広く普及啓発します。

写真:棚田ラバーズフェスの集合写真

 

【プロジェクトのもたらす長期的成果】

①石垣・棚田を再生することで地域の特色や風習を生かし、環境保全や環境教育の普及啓発につなげます。

②事業の実施により、棚田保全に関して興味はあるがどう関わればよいかよくわからない人に対し、

農作業体験や環境教育等を行い、知識を深めるとともに、実践的な経験を積む場を提供できます。

 

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】

下記の声のように棚田、農・食、環境、自然への意識がたかまり、

日ごろのライフスタイルや農や食に対する考え方・行動が変わります。

「子どもたちにとってなじみのないワラを使うこと、

自分が育てたイネのワラを使うことはとてもよい体験になると思いました。」

「今まで食べれなかったブロッコリーが食べれるようになりました」、

「食べ物だけでなく、自分の身体や季節の野菜、色んな事を考えさせられました」

「たくさんの人と仲よくお食事できたことがよかったです。」

「帰りたくなくなりました。」

「みんなときょうりょくできてよかった。ふんいきはとてもよくきもちよくできた。」

「スタッフの方が皆さんとても親切で、プログラムもよく考えられていて、

ふんいきがほのぼのしていて参加しやすかったです。」

「男女色んな方と交流できてとても楽しかったです。」

写真:仲間と棚田米のおむすびを食べている様子

 

【寄付によって達成できること】

3,000円の寄付で、棚田の草刈や整備が1回でき、景観が良くなることにつながります。

10,000円の寄付で、棚田の稲刈り体験やボランティア活動の実施が可能になります。

(25人~40人ぐらい参加)

約25万円の寄付で棚田(1000㎡)でお米を育て、1枚再生できます。

(有機農業の栽培方法で約平均200㎏程度のお米が収穫できます。)

団体情報
棚田LOVER's

人と自然が共生し、歴史ある棚田は、景観価値・治水機能による地滑り防止作用、生態系保全、食の生産地などの多くの価値を有し、環境や生態系をはぐくむ宝庫である。放棄田が増え、担い手不足となっている。その現状を打破し、美しい棚田を未来の子どもたちにつなぐことが私たちのミッションである。

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