SDGs① 貧困をなくそう

SDGs④ 質の高い教育をみんなに

SDGs⑧ 働きがいも経済成長も

関東

環境や仕組み

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の解決

定着・普及段階

虐待

貧困

遺児・孤児

居場所支援

就業問題

児童養護施設で暮らす子ども達にキャリア教育の機会を

  • 寄付額

    1,502,820

  • 目標金額

    26,000,000

  • 寄付数

    114

  • 開始日時

    2018/12/10 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

虐待や貧困により児童養護施設や里親家庭などの「社会的養護」のもとで暮らしている子ども達がいます。児童養護施設から18歳で自立する若者のうち約6割は就職しますが、その自立には困難が大きく、多くが早期離職からワーキングプアに陥っています。近年では進学率も高まっていますが、同時に、その後の高い中退率、貧困化も課題となっています。児童養護施設をはじめ 社会的養護から自立する若者たちの「はたらく」を応援し、安定した生活を送ることができるよう、児童養護施設などの社会的養護下で暮らす小中高生を対象に会社見学やインターンシップの機会提供を通じたキャリア教育支援を行います。

  プロジェクトが解決しようとしている社会課題  ………

虐待や貧困などにより親と離れ児童養護施設で暮らす子ども達の多くは18歳になれば施設をでて自分で生きていかなければなりません。経済的な理由でその約6割が就職します。しかし、東京都の調査によれば施設退所者の1年以内離職率は42.9%にものぼります。早期離職はワーキングプアや生活保護等の貧困に直結し、同調査によれば非正規雇用率は48.3%、月収15万未満が47.8%となっています。(東京都福祉保健局(2022)「東京都における児童養護施設等退所者の実態調査報告書」)施設で暮らす子ども達の多くが  “世の中の色々な仕事を知り、自分の興味や適性について考えたり体験したりできる機会が無い” ばかりに就職先とミスマッチを起こし、若くして貧困に陥っています。

 決する方法  ………

「自立を目指して頑張る若者を応援したい」という志ある中小企業の経営者は全国にたくさんいます。そんな企業の情報を集め、施設で暮らす子ども達が自由に会社見学や職業体験、インターンシップ等ができるようコーディネートします。直接見たり体験したり、そして社長さんや社員さんと話したり交流したりすることで、子ども達は健全な職業観を育み、自分の就職先を自分で選ぶ「自己決定」ができるようになります。

横浜市の児童養護施設の中高生が介護の仕事を見学しました 中高生がリハビリのお仕事を体験しました

  プロジェクトのもたらす長期的成果  ………

社機的養護から自立した若者が働く喜びや社会に貢献する楽しさを得て活き活きと働くことができ、貧困の連鎖が断ち切られ、どんな環境で育った若者も公平なチャンスを得て社会で活躍できる社会が創られます。

 

  受益者からのメッセージ  ………

就職活動中にフェアスタートを通じて体験に訪れた今の会社で社長に出会い、その人柄に惚れて「この人のもとで働きたい」と思いました。本当にスタッフのことをよく考えてくれる方なんです。今でもその思いは間違っていなかったと思っています。(児童養護施設出身/23歳男性)

  寄付によって達成できること ………

5,000円 で、施設の子どもがひとり企業見学に行くことができます。
30,000円 で、施設の子どもひとりに就職相談、職業適性検査の実施、そしてその結果を踏まえての会社見学やインターンシップの機会を一通り提供することができます。

 

 

団体情報
フェアスタートサポート

児童養護施設の若者や定時制高校のな生徒など、様々な事情により18歳で就職自立を目指す若者に就労支援を提供し、全ての若者が就業において公平な機会を得られる社会を創ります。また、就業後のアフターフォローを通じて早期離職とワーキングプア化を防ぎ、安定した就労の継続に寄与します。

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