環境保全

SDGs⑭ 海の豊かさを守ろう

サンゴの白化情報発信プロジェクト

  • 寄付額

    186,000

  • 目標金額

    350,000

  • 寄付数

    12

  • 開始日時

    2017/02/20 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

八重山地域などでサンゴの大規模な白化現象が起こっています。オニヒトデの大発生のあと回復しつつあるサンゴ礁が、また大きな被害を受けることが心配されます。 サンゴ礁海域を仕事の場とする人たちが、写真と撮影者の思いを込めたコメントを集め、ポスター作成と展示などを通じ、実際に目撃したことを広く発信するプロジェクトを始めました。 当団体はプロジェクトメンバーに代わり、広くみなさまに、その資金を募ります。

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】
2016年夏、八重山地域などでサンゴの大規模な白化現象が起こりました。
サンゴの白化とは、サンゴと共生している植物プランクトンの一種、褐虫藻を失い、サンゴが白くなることです。サンゴの生息に適する水温は、25℃から28℃と言われており、30℃を超える状態が長期間続くと白化が起こります。サンゴは褐虫藻から栄養分をもらっているため、長く白化した状態が続くと死んでしまいます。
サンゴ礁海域を仕事の場とする関係者は、白化の進む光景に心を痛め、危機感を抱いていますが、海の中で起こったことに、多くの人の関心が高いとは言えません。


【解決する方法】
多くの方に今地球で進行している温暖化、サンゴ礁環境の衰退について関心を持ってもらうことが重要です。そこで、白化しているサンゴの写真と撮影者の思いを込めたコメントを集めてポスターを作成し、12月に那覇で開催されるサンゴ礁学会で発表するほか、さまざまな機会をとらえて展示します。また、ウェブサイトに、ポスターと集まった写真を掲載します。 http://hakka2016pjt.sangokikin.com
このほか、学校や公共施設などへのポスター等配布も、今後検討します。

【プロジェクトのもたらす長期的成果】
サンゴの白化情報をきっかけとして、多くの人がサンゴ礁に関心をもつようになり、将来はサンゴ礁保全にもつながることが期待できます。

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】
この夏、沖縄のサンゴ礁では大規模なサンゴの白化現象が起きました。
しかし、陸から見る海は変わらず青く美しい風景のままです。
多くの人にとって海の中の出来事は気にしなければ、目にしないで済んでしまうのです。
海で仕事をしている私たちは、この夏のサンゴの白化現象を広く発信し、サンゴ礁保全につなげていきたいと考えています。               

                                 (プロジェクト代表 大堀健司)

団体情報
石西礁湖サンゴ礁基金

石西礁湖など八重山のサンゴ礁が、白化、オニヒトデ、赤土流出、水質汚濁などで衰退し、危機に瀕しています。当団体は、かつての石西礁湖の姿を取り戻すため設立された「石西礁湖自然再生協議会」の基金として、八重山のサンゴ礁の危機を救い、豊かで美しいサンゴ礁を再生するため、活動しています。

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