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共に議論できる場をつくる為に、『情報保障』が必要です。

  • 寄付額

    148,000

  • 寄付数

    1

  • 開始日時

    2015/10/15 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

 DPI日本会議では、全国各地から障害のある人、研究者、支援者の方などが集まり、障害のある人が今どんな問題を抱えているのか、国・行政が行っている障害者政策など、現状と課題を共有し、私たち当事者が何をすればいいのかを議論するための集会や学習会を随時開催しています。
 様々な障害のある方が参加し、共に議論できる場を作るためには、『情報保障』が必要です。

■私たちが目指しているもの
 皆さん、「障害者権利条約」という条約を知っていますか?
○ 施設で暮らすのではなく、住みたい場所で生活ができる
○ 障害のある無しに関わらず、同じ教室で、一緒に勉強をすることができる
○ 行きたいお店や利用したい交通機関で、行きたいところに行ける 
など、あらゆる障害を持つ人が、必要な配慮のもと、共に暮らせる社会をめざし、2006年に策定されました。
 
 日本は2014年1月にこの条約に批准し、実施していくことを約束しました。ですが、地域で暮らしたくても十分な介助サービスが受けられず、施設での生活を強いられたり、行きたいお店に段差があって入られなかったり、みんなと同じ学校に行きたいけど特別支援学校へ行かなくてはならなかったり……いまだに多くの『壁』があり、障害者が社会参加できる環境は整っているとは言えません。
 
 私たちは、日本国内で条約がきちんと実施されるよう、障害のある人、研究者、関係者などが共に議論する場を設けることにより、誰もが同じように暮らせる社会の実現に向けて活動しています。

■『情報保障』の必要性~様々な障害のある方が参加し、共に議論できる場を作るために~
 DPI日本会議が主催する集会では、聴覚や視覚に障害がある方などへの配慮として、様々な『情報保障』を準備しています。
1.パソコン文字通訳
聴覚に障害を持つ方や、音声だけでは理解しづらい方のために、登壇者の発言内容をスクリーンに文字で投影します。
2.手話通訳
聴覚に障害を持つ方など、手話でのコミュニケーションが必要な方が、登壇者の発言を聞くための通訳です。
3.点字印刷・点字データ
視覚に障害のある方など、印刷された資料(墨字資料)が読めない方へ、点字印刷や点字データへの変換を行い提供します。

 例えば3時間の学習会を開催する場合、
・パソコン文字通訳(通訳者4名体制) 60,000円
・手話通訳(通訳者2名体制) 25,000円
・点字・テキストデータ資料作成(10P程度) 30,000円
といった費用がかかり、皆様からの寄付や資料集への広告代、協賛金等をいただくことで、支えられています。

 障害のある人が暮らしやすい社会というのは、高齢の方や、妊婦の方、社会的に生きづらさを抱えている人など、様々な人にとって、暮らしやすい社会となるはずです。
 こうした情報保障を継続していく為にも、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

■集会実施スケジュール(年2回)
1.DPI障害者政策討論集会(毎年12月頃に東京にて開催)
2.DPI日本会議全国集会(毎年5月頃に全国持ち回り開催)

団体情報
DPI日本会議

 障害当事者の立場から障害者団体の育成、障害者に関する施策の研究と普及、並びに海外の障害者との協力活動等に関する事業を行い、障害者の権利擁護を図ることで個人の独立と尊厳等人権が守られる社会の実現に寄与することを目的とする(定款より)

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