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SDGs⑮ 陸の豊かさを守ろう

SDGs⑰ パートナーシップで目標を達成しよう

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宮城県山元町で行う海岸防災林再生プロジェクト

  • 寄付額

    543,000

  • 目標金額

    4,000,000

  • 寄付数

    14

  • 開始日時

    2015/07/01 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

東日本大震災の津波により、宮城県山元町は沿岸部を中心に大規模な被害を受けました。住宅がほぼ全壊、堤防も倒壊し、農地を海からの強風や塩害から守ってきた海岸の松林が流失しました。その面積は、被災地の市町村のなかでも最大。住民の生活を守ってきた海岸林を、この地域に関わる様々な人々の力を集め、いち早く再生させることが、将来的にこの地域を災害から守り、本来的な復興を成し遂げるために必要とされています。

2015年の最初の植樹祭

 

【解決する方法】

植林を専門とするNPO法人「生命と環境保全」と協力の下、地方自治体と植栽地利用の協定を結び、潮風に強いクロマツと広葉樹を育てます。これまで2015~2018年にかけて、春先に年1~2回のペースで、山元町の住民、首都圏からのボランティアが参加した植樹祭を開催してきました。

その後、月次で定例活動を実施し、植えた苗木の成長を促すための育樹活動を、地元住民、学生ボランティア組織と共に行っています。海岸のような厳しい環境での苗木の成長には長い時間がかかりますが、草を刈り、肥料を与え、適切に枝を落とすことで、より早期の海岸林再生を目指しています。

学生ボランティアによる苗木の成長調査 台風で倒された苗木シェルター

 

ひときわ青々と育つ植栽地

 

【プロジェクトのもたらす長期的成果】

海岸林の再生を行政まかせにすると、海岸林が地域を災害から、農地を塩害から守る大切な存在であることが忘れられます。苗木を植えるだけでなく、地域住民や近隣の将来世代がその後の育樹活動へも参加することで海岸林の意義を伝え、将来的に震災からこの地域を守る、災害に強いまちづくりにつなげます。

地元メンバーによるエクスカーション 

実がなり始めたクリの木

 

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】

2015年に少ないメンバーで始めた活動も、あっという間に5年が経ちました。いち早い成長のために手をかけたことで、初年度の苗木は既に3メートルを超えるまでになりました。大変な作業の連続でしたが、地元の方々、学生ボランティア、有志を募って参加してくれた首都圏の方々の力で、海岸林は確実に再生に向かって成長しています。これからは、枝打ちや間伐など新たな段階に入ります。地域を守る海岸林再生活動の応援をよろしくお願いします。

 

【寄付によって達成できること】

20,000円あれば、苗木を育てる肥料が購入できます。

100,000円あれば、苗木500本分の下草刈り作業ができます。

500,000円あれば、ボランティア参加の枝打ち、間伐を行う資材が購入できます。

 

 

団体情報
国際環境NGO FoE Japan

地球上のすべての生命が互いに共生し、尊厳をもって生きることができる、平和で持続可能な社会を目指し、脱原発・エネルギーシフトを実現するための活動の他、気候変動や森林破壊、途上国での大規模開発による環境・人権問題への取組みなど、幅広く政策提言活動を行っています。

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