SDGs③ すべての人に健康と福祉を

SDGs⑫ つくる責任 つかう責任

SDGs⑰ パートナーシップで目標を達成しよう

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西淀川・公害と環境資料館 公害資料整理(ハモン基金)

  • 寄付額

    132,000

  • 目標金額

    800,000

  • 寄付数

    56

  • 開始日時

    2012/06/06 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトの概要】

 西淀川公害に関する資料の整理のための資金です。住民が声を挙げ、行政・企業と協働で取り組んだ公害解決方法を学べるように整理していきます。

 大阪市西淀川区では工場排煙と自動車排ガスによる複合大気汚染公害が起きていました。1978(昭和53)年、住民は企業10社及び国、阪神高速道路公団に対して損害賠償と汚染物質の排出差し止めを求めた裁判を起こしました。原告勝訴となり、複数企業の共同責任、自動車公害に対する国・公団の責任が認められました。

【プロジェクトが解決しようとしている課題】

 西淀川・公害と環境資料館(愛称:エコミューズ)は、あおぞら財団が10年以上かけて収集・整理してきた西淀川公害に関する記録や、まちづくり・環境学習に関する資料などを、次世代に引き継ぎ広く活用していこうと、2006年3月に開館しました。エコミューズでは、環境団体のニュースやチラシ、活動報告書、会議資料、裁判所に提出した証拠書類、弁護士が集めた資料、患者の生活記録など、他にはない公害の記録を当時の原資料のまま収集・整理し、研究者・学生や環境政策に携わる方など多くの人の利用に供しています。

 所蔵資料のひとつに「西淀川公害患者と家族の会資料」があります。西淀川公害患者と家族の会は日本の公害反対運動の中でも顕著な実績をあげた患者会と言われており、健康被害の損害賠償にとどまらず地域再生を目指して活動しました。この患者会の資料を整理して、多くの人に伝えていくことは、公害の予防につながり、海外への市民活動の支援になります。また、公害の被害に会った人たちへの道しるべにもなります。

【寄付によって達成できること】

 Hamon(ハモン)基金は、エコミューズの活動を継続的かつ発展的に進めていくための活動資金です。貴重な資料を次世代に引き継ぎ、より多くの人達に資料を利用してただき、環境再生を実現させるためのご協力をよろしくお願いいたします。

団体情報
公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)

大気汚染をはじめとする環境問題、住民の健康問題、まちの活性化など、公害によって疲弊した地域の再生に取り組んでいます。SDGs達成に向け、市民・行政・企業などあらゆる主体が協働あえる社会環境づくりをめざし、日本における公害の経験を国内外に伝える、ESDを展開しています。

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