SDGs① 貧困をなくそう

SDGs③ すべての人に健康と福祉を

SDGs⑪ 住み続けられるまちづくりを

東海・近畿

特定の人々

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の解決

定着・普及段階

虐待

貧困

居場所支援

DV

シェルターに避難した子どもの生活及び自立を支援します

  • 寄付額

    2,374,061

  • 目標金額

    16,500,000

  • 寄付数

    237

  • 開始日時

    2010/05/25 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

親からの虐待などで行き場を失った子どもたちが、一人でも多く健やかに成長できるよう力をお貸し下さい。

親からの虐待などで家に帰れない、身近に守り育ててくれる大人がいないなど、居場所がない子どもたちが実はたくさんいます。そういう子どもたちのために、児童相談所の一時保護所や児童養護施設、自立援助ホームなどもありますが、年齢制限があったり、緊急対応が困難だったりと、十分とは言えません。

私たちは愛知県を中心に、「今晩泊まる所さえない」子どもたちに、安心できる居場所を提供するシェルターを運営しています。民家をリフォームしたシェルターでは、家庭的な雰囲気の中で、子どもたちが傷ついた心を少しでも癒してくれるような環境を作る努力をしています。子どもたちが抱えた様々な問題に対応できる弁護士や医師、児童福祉関係者も支援者として関わっています。(写真はシェルターの居間)

2007年4月の開所以来、30人以上の子どもたちがシェルターを利用して巣立って行きました。
今まで利用してくれた子どもたちの殆どは親などから性的な虐待を受けるなど壮絶な日々を送ってきた子どもたちばかりでした。そんな子どもたちが、私たちのシェルターを利用して、「私って本当に運がいい」「保護された感じじゃなくて、楽しかった」「今まで私が出会ってきた人たちは、そのときだけの出会いみたいな感じだったけど、今回は違いました。ちゃんと先もずっと見守ってくれる人たちに出会いました」などの感想を残してくれています。そして、一人暮らしを始めたり、寮に入ったり、親との関係が改善して家に戻ったりなど、それぞれ新しい道へ旅立っています。


子どもたちのためのシェルターを運営していくためには、子どもたちの食費や被服費などの生活費、常駐して面倒をみるスタッフの人件費などの費用が必要です。こうした費用は公的助成だけでは足りず、民間の寄付に頼らざるを得ません。また、何も持たずに体一つで飛び出してきた子どもたちは、シェルターから自立の道につく際には、細々とした生活の必需品を調達せざるを得ず、最低限の自立資金(数十万円程度)も必要となるのです。

 

なお、2020年4月1日からシェルターは再び一時休止となっていますが、その必要性を痛感しており、早急に再開することを目指しています。そのためにもみなさまのお力添えが必要です。

一人でも多くの子どもたちが健やかに成長できるよう、何卒みなさまのお力をお貸し下さい。

団体情報
子どもセンター「パオ」

いじめや体罰、虐待、不登校、少年非行などの困難を抱える子どものためのシェルターの設置運営事業、法的支援を含む救済活動事業、自立支援事業、子どもの問題についての講座の開催事業等を行い、これらの事業を通じて、社会の未来を担う子どもの福祉と健全育成に寄与することを目的としています。

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