厳しい冬、人々の生活を守るため越冬支援を開始

氷点下の寒さが続くウクライナの冬(2023年12月8日、ウクライナ・ハルキウ州)

 

ウクライナに、厳しい冬がやってきました。​
グッドネーバーズ・ジャパンは、ウクライナ国内で戦争の被害を受け、最も支援ニーズが高い地域である東部のハルキウ州、南部のヘルソン州、ザポリッジャ州、ミコライウ州において、越冬支援を開始しました。​

グッドネーバーズ・ジャパンと共に支援活動にあたる提携団体Volunteering and Help Centerのデニスさんから、現地の状況と今後のご支援を呼びかけるメッセージが届いています。

https://youtu.be/SIipznkz604?si=gWOIPW0jMpysLsph

 

動画より:「私たちが支援を行う地域では、普段、電気供給が止まっており、またお店も営業していないため食糧を買うことができません。特に冬の時期は支援が必要になるのです」

グッドネーバーズ・ジャパンはこれまで、ウクライナのこれらの地域で、特に脆弱(ぜいじゃく)な世帯を対象とした現金給付、食糧、Non-food items(NFIs)、医薬品の輸送・配布支援を通じて、戦争被災者の命と尊厳を守り、暮らしの再建を目指して支援を続けてきました。

ウクライナの冬は、12月から2月にかけて氷点下の厳しい寒さが続きます。戦争で社会インフラが打撃を受けている地域では、冬に備えることも容易ではありません。そこで、ウクライナの人々がこの冬を乗り越えるために、グッドネーバーズ・ジャパンは、越冬支援ボックス200箱(400人分)の配布を行います。

越冬支援ボックスには、防寒衣料(帽子、手袋、靴下、保温下着)、キャンドル、ライター、燃料が入っています。

2022年も、グッドネーバーズ・ジャパンは越冬支援を実施し、多くの人が冬を乗り越えるための一助となりました。しかし、ウクライナの冬にしては比較的暖冬であった2022年と比べ、2023年はより寒さが厳しくなることが懸念されており、緊急の支援が必要です。

ウクライナの人々が安心して冬を越すことができるよう、皆さまの温かいご支援をお願いいたします。

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