六甲ウィメンズハウス DIY

ウィメンズネット・こうべは、住宅取得が困難なシングルマザー、若年女性、外国人留学生や学生が、「ここにしか住めない」ではなく、「ここに住みたい」と思ってもらえる住まい―六甲ウィメンズハウス―を設立します。

 

生活協同組合コープこうべから旧女子寮を借り受け、同プロジェクトに賛同し協力していただくことになった公益財団法人神戸学生青年センターとの共同プロジェクトとして、実現することとなりました。

 

 

 

安心安全な住まいを得ることは、就学・就職にも影響を与えるように、その後の自立に大きく関わります。しかしながら、当団体が支援しているDV被害女性やシングルマザーの中には、所持金や保証人がないため安心できる住居の取得が難しいケースも少なくありません。

 

困難を抱える女性たちが「ここにしか住めない」ではなく、「ここに住みたい」と思える住まいを作りたい―。

ウィメンズハウスは、その思いから始まりました。

 

多様な世代や背景を持つ女性たちが共に暮らすウィメンズハウスでは、他者と繋がることで安心や信頼が育ち、困難を抱える女性たちが自信や未来への希望を持てるように変化していく可能性があります。また、シングルマザー家庭の場合は、母親の心が安定することで子どもの安心にも繋がります。

 

更に、ウィメンズハウスは現存の休眠施設の利活用にもなります。このような社会貢献に繋がる建物の提供やリノベーションは企業のCSRの選択肢を広げることにもなるため、これからモデル事業として社会に発信していきたいと考えています。

 

このように、ウィメンズハウスはより良い社会や仕組みづくりに向けて大きな社会的インパクトが期待できる革新的な事業です。

 

 

 

現在、六甲ウィメンズハウスでは、来年の開設に向け準備を進めております。

 

 

 

こちらの写真は、6月に行ったDIYの様子です。
全体的に改修にかかる費用が高騰しているため、建物の解体作業の一部をボランティアの皆さんとともに、自分たちの手で行いました。

 

 

 

 

このように多くの皆様のご支援により、完成に向けて動いております。

まだまだ資金や運営面で課題は残るものの、頑張ってまいりますので、応援いただけましたら幸いです。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。