全国シェルターネット活動報告

全国女性シェルターネット

 https://nwsnet.or.jp/

 

 シェルターネット加盟の各民間シェルター団体は、全国各地で、シェルターでの支援そして中長期の回復支援や生活支援など、DV被害者を日々支援しています。

それに加え、全国組織としても、以下のような活動を行っています。

1.被害当事者の生活を支援しています。

無利子の小規模な貸金事業によって、DV・性暴力・虐待などの被害者の新しい生活を始めることを応援しています。 2020年度は13人の女性に合計3,572,000 円、2021年度は、7人の女性に合計1,453,493円の資金の貸し付けを行いました(2021年度中に168 万円が返済されました)。主に住宅を借りる資金や、家具家電製品の購入などにあててられています。

また、2021年度16人の子どもに学用品や大学受験の費用など合計140万円の就学資金の援助を行いました。(こちらは貸すのではなく支給するもの)

 

2.次世代の支援者を育てています。

2022年夏 相談支援を担うことができる人材育成のための「エンパワメント・スクール」を開校しました。どの地域からでも学べるよう、多くの科目はオンラインで動画を視聴して学べる形になっています。現在、約90名の受講生が基礎科目46科目を学んでいます。

https://www.gbv-epschool.or.jp/

3. 「子ども10万円給付金」や、コロナウィルスのワクチン接種などを、DVで家を出た母子が受け取れるように政府に要望し、また、受け取れるための情報をウェブサイトやYoutubeなどで広報しました。

4DV被害者への支援の手が届く社会を作るために。

 精神的な追いつめなどもDV法の保護命令の対象となるよう、また結婚や同居をしていない交際相手からのDVも法で保護されるよう署名を複数の団体や個人と共同で集め政府に提出したり、オンラインでのウェビナーを開催して世論を喚起したり、国会議員への働きかけを行いました。           

https://chng.it/t5h4sW6ySc(オンライン署名サイト)

 

20212月には性的DVの実態に関する声明を発表しました。

202110月、DV被害を相談していたにもかかわらず入管施設で死亡する結果となった外国人女性に問題について、他団体と共同して抗議を表明する記者会見を行いました。

 

5.シェルターネットのYoutubeTikTok発信をぜひチェックしてみてください。

ウェビナーの動画などを発信しています。特に、オランダのグループのラップソング「Ask Him Why」の日本語字幕版は、4800回を超えて視聴されています。

 

https://www.youtube.com/watch?v=TNJgMdn2cFU

Youtube

https://www.youtube.com/channel/UC5lt5HrZk2RQ6tCvT2TAkDw

 

TikTokチャンネル

https://www.tiktok.com/@nwsnet.2001

 

全国シェルターシンポジウムのFacebook

https://www.facebook.com/WaitNoMore2019