7月28日に発生した熊本地震の被災地では、停電と断水が続き、多くの方が厳しい暑さの中で避難生活を送っています。AARは緊急支援チームを被災地に派遣して緊急支援を開始しています。
地震により倒壊した家屋=熊本県内で2026年7月29日
東京事務局の職員2人が29日に被災地に入り、支援物資の配付と、避難所や福祉施設の被害状況や必要な支援の調査にあたっています。大きな被害のあった熊本県八代市の障害者支援施設「八代学園」には、水(500mlペットボトル120本)、給水用タンク、体拭きシート、塩飴などを届けました。
八代学園に物資を届けたAAR生田目充=熊本県八代市で2026年7月29日
八代学園は入所支援(定員40人)、生活介護(定員60人)を行う施設で、約50人の職員が働いています。電気は使えるためエアコンは稼働しているものの、地震によって建物の一部が損壊し、女性の居住棟は住めないほどの被害を受けました。
車いすや手すりが必要な方も暮らす施設では、男性17人、女性24人が避難生活を送っています。施設も被災し、福祉避難所として一般避難者を受け入れられない状況です。
職員の方からは、「断水のためポータブルトイレを使用しています。飲み水は関係団体から届きましたが、食事作りにも水が必要なため、断水が長引くと厳しい状況です。」と今後を心配する声が聞かれました。AARの緊急支援チームが支援物資を手渡すと、「こんなに早くに支援を届けていただきありがとうございます」と感謝の言葉が寄せられました。
また、AARとパートナー団体である認定NPO法人ピースプロジェクト(代表:加藤勉 AAR理事)は、30日からの炊き出しに向けて準備を進めています。
AARは、炊き出しや物資配付を進めるとともに、障がいのある方や高齢の方など、避難生活で特に大きな困難を抱える方々を支えられるよう、活動を続けてまいります。すでに多くの皆さまから温かいご支援をお寄せいただき、心より御礼申し上げます。引き続き、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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