いつもご支援いただきまして、ありがとうございます。
現地より、オサガメの状況について連絡がきましたので、ご報告します。
最初に活動地のおさらいをしたいと思います。
ELNAの活動地には2グループのオサガメがやってきます。夏場に産卵するグループと冬場に産卵するグループです。
ワルマメディ海岸は夏のグループが、ジェーンシュアップ海岸には両方のグループが産卵にやってきます。
▼近況
まずWarmamedi海岸です。こちらは、今のところ200巣近くの産卵がありました。こちらの海岸では残念ながら年々産卵が減っています。
2022年もその傾向が変わることはありませんでした。
今年は海岸で他団体の活動が無かったため、自然状態で海岸が保全されていました。それは今年の良かった点です。
続いてJeen Syuap海岸です。こちら、夏場のグループは昨年と同レベルくらいの産卵がありました(700巣ほど)。
今、冬のグループが来遊してくる時季ですが、今のところ数は少ないです。。。心配ですね。どうか来遊が遅れているだけであって欲しいです。
2022年12月のJeen Syuap海岸。最近は海況が荒れ模様。
↑棒が立っているところにオサガメの巣があります
↑パプア大学による卵の移殖@Jeen Syuap海岸。移殖はリスクがあり、世界で使用されている保全マニュアルでもあくまで最後の手段として記載されています。
オサガメの個体数回復のためにも移殖をしないようELNAは訴えてきておりますが、今年も実施されてしまいました。
目標額の達成まで、引き続き頑張っていきます! 達成するためには、少しでも多くの皆様からのご支援、また拡散のご協力が必要です。
引き続き皆様からの温かいご支援をお待ちしております。