公式HP:http://www.phd-kobe.org/
財務情報:http://www.phd-kobe.org/about/disclosure/
(1)アジア・南太平洋地域からの研修生の招聘、研修後のフォローアップを通して、草の根の人による自立した村づくりと生活向上に協力すること。
(2)日本の人々もアジア、南太平洋地域の人々との交流を通して学び、そこから毎日の生活を問い直し、平和(Peace)と健康(Health)を担う人材を育成(Human Development)し、「共に生きる」社会をめざすこと。
団体名 | 公益財団法人・PHD協会 |
寄付適格性 | |
設立経緯 | 1962年からネパールを中心に約20年間海外で医療活動に従事してきた岩村昇医師が、自らの活動経緯と反省をふまえ、「物」「金」中心の一時的援助を越えた草の根レベルの人材交流・育成を提唱し、1981年に今井鎭雄(初代PHD協会理事長)と共に設立した。 |
取り組んでいる社会的課題 | 途上国には、村の課題を解決したいという意欲かつ潜在能力を持つ優秀な人材がいるが、そのために必要な知識や技術、リーダーシップ、社会変革の先例などを学ぶ機会が不足している。また、外部から開発援助が入っても、当事者である地域住民が変革の主体とならなければ持続可能な取り組みには繋がりにくい。この課題を解決するために、当会はアジア・南太平洋地域から研修生を招聘し、有機農業、保健衛生、教育、地域組織化など各地域のニーズに応じた研修を実施している。また、研修生が研修成果を活かして地域のために活動を継続できるよう、帰国後のフォローアップも行っている。一方、経済先進国である日本は国家間の経済格差の一端を担っているとも言え、また国内にも貧困や環境破壊、差別など多くの社会問題がある。この課題に対して、当会は海外研修生との交流や講演会などを企画し、日本の人々がアジアの国々から学び、足元の生活を問い直すきっかけとなる機会を提供している。 |
主要事業 | 当会の主な活動は、研修事業と啓発事業の二つである。 ①研修事業は、アジア・南太平洋地域から研修生を招聘し、日本国内で保健衛生、農業、教育、地域組織化等の研修を1年間実施している。また、毎年、日本人インターンの受け入れを行い、国内外の課題に取り組める人材の育成を行っている。 ②啓発事業は、教育機関や市民団体を対象とした開発教育・国際交流のための講演会やタイ、ミャンマー、インドネシア、ネパールを訪問するスタディツアーを開催し、草の根の国際交流、国際理解の機会を提供している。また、タイの女性グループによる手工芸品を販売し、フェアトレードの推進も行っている。 |
住所 |
〒 6530836 兵庫県神戸市 長田区神楽町3丁目7-4 |
団体電話 | 0784147750 |
代表者名 | 理事長 、水野 雄二 |
公式HP | http://www.phd-kobe.org/ |
財務情報 | http://www.phd-kobe.org/about/disclosure/ |