公式HP:https://reroots311.org/
財務情報:https://reroots311.org/outline/#report
仙台市若林区沿岸部の農村地域は、東日本大震災の津波によって甚大な被害を受けました。この地域で仙台市内の大学の学生が中心となり、「復旧から復興へ、そして地域おこしへ」のコンセプトのもと、農業と農村の再生を目指して活動しています。
受付終了
団体名 | 一般社団法人・ReRoots |
寄付適格性 | |
設立経緯 | 仙台市若林区沿岸部の農村地域は、東日本大震災の津波によって壊滅的な被害を受けました。ReRootsは震災の約1か月後の4月18日に発足し、ボランティアの募集と受け入れを行いながら農地のがれき撤去を行いました。農地の復旧支援は2014年をめどに終了しましたが、地域の高齢化やそれに伴う農家の担い手不足、さらには過疎化や人口減少などの課題が多く存在します。これらの課題を解決し地域が持続していくためには、農業後継者の育成や地域に根差した福祉システムの構築、地域資源や魅力を活かした企画によって地域内外の往来を生み出すことが必要です。震災から9年が経過しましたが、世代交代を経ながら仙台市内の大学の学生が主体となり活動を続けています。 |
取り組んでいる社会的課題 | 1、農業の再生 農地のがれき撤去や圃場整備などのハード面の復旧は進みましたが、農業従事者の高齢化や担い手不足とそれに伴う労働力不足などが深刻化し、10年後を見据えると地元の農業の存続は危ぶまれています。そこで地元野菜の販売を通した地産地消の促進と若手農家の販路支援や、地元の農家の労働力支援などを行っています。またReRootsからも新規就農者を輩出して農業法人を立ち上げており、地域農業を包括的に支援しています。 2、コミュニティの再生 震災の影響によって震災以前より存在していた高齢化や過疎化、人口減少などの問題がさらに深刻化してしまいました。活動を行っている六郷東部の高齢化率は39%に達しています。また、六郷東部・七郷東部の世帯数は1500世帯から500世帯にまで減少してしまいました。そこで、町内会と連携した地域行事の再生やそれを通じた地域住民の交流促進、高齢化に伴う地域福祉づくり、グリーンツーリズムによる地域内外での交流づくりをしています。 |
主要事業 | ReRootsは地域課題の解決のため様々な分野で活動しています。農業面では住民さんから土地をお借りして野菜を育て、取れた野菜を販売しています。またそこで販路形成や魅力発信の一環として地元農家の野菜も同時に販売しています。また、地元農家への直接的な支援として、つながりのある農家へ農作業支援も行っています。地域のコミュニティ再生事業として、町内会と連携した地域行事の再生や地域住民同士の交流を促すことを目的とした映画上映会などを行っています。さらに、グリーンツーリズムを用いた活動も行っています。この活動では、稲わらでアート作品を制作する「わらアート」やサツマイモを使った農業体験企画である「おいもプロジェクト」、地元農家からお借りした畑で地域外の方に農作業をしていただく「市民農園」などで人の往来づくりを行っています。また、高齢化に即した地域福祉の仕組みづくりに取り組んでいます。現在は地域の高齢者の見守り活動や、専門家や町内会長などの地域のリーダーと地域の課題について話しあうワークショップを開催しています。 |
住所 |
〒 9840033 宮城県 仙台市若林区荒浜字今泉59-3 |
団体電話 | 0227628211 |
代表者名 | 代表理事、二木洸行 |
公式HP | https://reroots311.org/ |
財務情報 | https://reroots311.org/outline/#report |