SDGs③ すべての人に健康と福祉を

SDGs⑥ 安全な水とトイレを世界中に

アフリカ

安全な水とトイレ

タンザニアの子どもたちに、安心して使えるトイレを

  • 寄付額

    ¥0

  • 寄付数

    0件

  • 開始日時

    2026/10/22 16:30

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

東アフリカの国・タンザニアの農村部では、安全な水や衛生的なトイレを利用できない人々が今も多く暮らしています。

水道がないため、家から離れた場所まで水を汲みに来る子どもたち
私たちが活動するイリンガ州キロロ県イデテ村でも、住民が日中の多くの時間を過ごす畑や、子どもたちが毎日往復4-5時間かけて通う学校への道中には十分なトイレがなく、野外での排せつが日常化しています。また、学校にある既存のトイレも老朽化し、安心して利用できる設備が足りていません。

こうした衛生環境は水や土壌の汚染につながり、下痢症などの水因性疾患を引き起こす要因であり、タンザニアでは、下痢症が5歳未満の子どもたちの五大死因の一つとなっています。子どもたちを始めとする地域の人々の健康と命を守るため、衛生環境の整備が求められています。

長時間かけて通学する子どもたち。道中では野外での排せつが日常化しています

こうした状況を受け、グッドネーバーズ・ジャパンは、日本の技術を活用した衛生的なトイレと手洗い場を学校に建設するとともに、住民への衛生啓発やトイレ設置技術の研修を通じて、住民自身の手で衛生的なトイレを地域に広げていける仕組みづくりに取り組みます。

汚染された水と隣り合わせの暮らし

タンザニアの農村部では、安全な水にアクセスできる人はわずか45.87%。住民の半数以上が、川やため池といった未処理の水を飲料水や生活用水として使っています。

水たまりの水で洗濯をする日常

さらに63.07%の住民が使うトイレは、地面に穴を掘っただけの蓋もないピット式(ぼっとん) トイレです。(WHO/UNICEF Joint Monitoring Programme for Water Supply, Sanitation and Hygiene 2022)

こうしたトイレでは、臭いに誘われたハエなどの害虫が病原菌を運び、下痢症やコレラ、赤痢といった水因性の病気が広がる要因となっています。

支援が届きにくい山間部、イデテ村

事業地であるイデテ村は州都イリンガから車で約3時間の山間部に位置しています。

特に雨季には道路が深くぬかるみ、四輪駆動車でも通行が難しくなることがあります。こうしたアクセスの難しさから、行政サービスや外部からの支援が届きにくく、学校や保健施設、衛生設備などのインフラ整備も十分に進んでいません。

雨によりぬかるんだ道。アクセスの難しさが孤立や支援の遅れに。

グッドネーバーズ・ジャパンが現地調査を実施したところ、多くの世帯に家庭用トイレがある一方で、住民が長い時間を過ごす畑や通学路にはトイレがなく、野外での排せつが日常化していることが分かりました。

学校のトイレも老朽化しており、イデテ小学校では、10年以上前に建設されたピット式トイレのドアが破損し、排せつ物をためるピットも埋まり始めています。

事業開始前に使われていたトイレ(キロロ県イデテ村にて、2026年7月10日撮影)

日本の技術を活用し、衛生的な暮らしを

こうした状況を改善するため、グッドネーバーズ・ジャパンは、株式会社LIXILが世界60カ国・地域で展開している「SATOトイレ」を活用し、地域の衛生環境の改善に取り組みます。

SATOトイレは、便器の底にある弁が排せつ物の重みで開閉する仕組みで、少量の水で洗浄でき、使用後に弁が閉じることで虫の侵入や悪臭を防ぎます。

SATOトイレのパーツはすでにタンザニアの販売店で流通しており、住民にも手の届きやすい1個十数ドル程度の価格設定で、 購入しやすい環境が整っています。しかし、農村部では設置技術者や衛生知識の不足から、家庭での導入はまだ一部にとどまっています。

現地のお店で広がる、日本の技術を生かしたSATOトイレ

今回のプロジェクトでは、イデテ小学校とマデゲ中等学校の2校に、それぞれ男女各3室のトイレと手洗い場を整備し、子どもたちや地域の人々がより安心して利用できる衛生環境をつくります。

「建てて終わり」にしない、地域に残る仕組みを

このプロジェクトでは、トイレの建設とあわせて、地域住民から技術者を育成し、SATOトイレの設置技術を身につけてもらいます。

また、住民を対象とした衛生啓発ワークショップを継続して実施し、衛生に関する知識を伝えるとともに、家庭へのSATOトイレの普及を進めます。

トイレを建てるだけでなく、技術と知識を地域に残し、住民自身の手で衛生的な環境を広げていく。それが、私たちがこのプロジェクトで目指していることです。

イデテ村とその周辺地域に、安心して健康に暮らせる環境を広げていくため、皆さまのご支援をお願いいたします。

いただいたご寄付は、グッドネーバーズが行うタンザニア支援に大切に活用します。

〈ご寄付の使い道〉

・学校への衛生的なトイレ・手洗い場の建設

・地域住民へのトイレ設置技術の研修・普及

・衛生環境の改善に向けた啓発活動

・支援活動に必要なスタッフの人件費・運営費

・その他、現地のニーズに応じたさまざまな支援

団体情報
グッドネーバーズ・ジャパン

世界が抱える様々な課題に多角的に取り組むことで、途上国の子ども達の環境を改善し、彼らが貧困の連鎖から抜け出すことができるよう支援しています。
国内では、ひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」を通して子どもの健やかな成長を支えています。

団体にメールで問い合わせる
団体にメッセージを送る