SDGs③ すべての人に健康と福祉を

SDGs⑩ 人や国の不平等をなくそう

SDGs⑯ 平和と公正をすべての人に

ヨーロッパ

市民社会の強化・改善

広く浅く、多くの人に直接効果を与える

問題の解決

実行・確立段階

紛争・難民

医療・福祉

ウクライナの人々に明るい未来を届けるため、寄り添い続けます

  • 寄付額

    31,335

  • 目標金額

    1,000,000

  • 寄付数

    1

  • 開始日時

    2025/07/21 00:00

    終了日時

    2025/10/31 00:00

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

▼自己紹介

私たちNICCOは、京都発の最も歴史のある国際協力NGOの一つとして、これまでに世界26の国と地域で活動を行ってきました。緊急災害支援や環境保全に配慮した自立支援、人材育成を中心に、貧困や紛争を解決するための活動を行っています。現在は、ウクライナとミャンマーでの人道支援を中心とし、戦禍に置かれた人々へ食糧や生活用品、医療物資などを届ける救援活動を行っています。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻開始から 3年、ウクライナでは未だに続く激しい戦闘で困窮した日々が続いています。少しでも多くのウクライナの人々が明るい未来を切り拓けるよう、NICCOは寄り添い続けます。

 

(ルーマニアからウクライナへ、医療物資を届けます)

 

 

▼現在のウクライナの状況

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻開始から2025年2月24日で丸3年となりました。未だに激しい戦闘が続き、350万人ものウクライナ国内避難民が過酷な避難生活を余儀なくされています。

 

ウクライナ南部のオデーサ州イズマイール市とその周辺地域でも、物価の高騰や物流の不安定さによる生活必需品の不足など、避難民だけでなく、避難民を受け入れる地元住民らも困窮し、苦しみが続いています。

 

また、医療施設を含むインフラ設備への頻発する攻撃が、医療事情のさらなる悪化を招いています。医薬品や医療器具などの不足による病院での医療サービスの量・質の低下も深刻な問題となっています。

 

 

▼これまでにNICCOが行ったウクライナ支援

NICCOは、多くの避難民が身を寄せるウクライナ南部のオデーサ州イズマイール市とその周辺地域の人々の窮状を緩和するため、隣国ルーマニアに拠点を置き、紛争開始直後の2022年10月から、食糧・生活必需品・現金・発電機などの配布、病院への医療用物資の供与を継続的に行ってきました。

(イズマイール市の病院へ、患者用のベッドを届けました)

 

 

▼プロジェクト内容

NICCOは、さらなる医療サービス向上を目指して、イズマイール市の地域病院へ、ベッド、マットレス、病室用エアコンディショナー、病室用洗濯機などの医療用物資を届けます。プロジェクトの概要は以下の通りです。

 

(1)  病院および行政との調整

病院と必要な物資や輸送・搬入方法、物資の取り付けに係る業者や作業内容について密に連絡し確認を行います。イズマイール市行政にも報告し支援の重複などがないよう調整します。

 

(2)  物資の調達・搬入・取付等

医療用物資は、ルーマニア・ブカレストにて調達し、トラックで国境を渡りウクライナに輸送します。

 

(3)  モニタリング

供与した物資が有効に使用され、医療サービスが向上しているかといった本プロジェクトのインパクトを測るために、医師および患者に対しモニタリングを実施します。

 

 

▼このプロジェクトで実現したいこと

ウクライナ南部のオデーサ州イズマイール市とその周辺地域の患者さんたちが基本的な医療サービスを受けられるようになること。

 

 

今回のプロジェクトでは、当会が必要な医療用物資を調達・運搬を行い、ウクライナ・オデーサ州・イズマイール市にあるサフィアニ中央病院に医療用物資を寄贈する形で行います。

 

・寄贈先名称:イズマイール地域サフィアニ中央病院(Central District Hospital of the Safiani City Council of the Izmail District)

・寄贈先のURL:https://crl-izmail.com.ua/

・寄贈先の活動内容:オデーサ州イズマイール地域の首都イズマイール市に所在し、イズマイール全域を対象とする総合病院

・寄贈先との関係:当会は2022年よりイズマイール地域にて医療支援を継続しており、その中でサフィアニ中央病院と直接的なやり取りを通じて協力体制を築いてきました。必要物資の確認、輸送手続き、受け入れ体制の整備など、密な連携を継続的に行っています。

・寄贈に至った背景・経緯:当会はイズマイール地域における支援を2022年より継続的に実施しており、そんな中サフィアニ中央病院から当会に対して支援要請がありました。当病院では、戦闘が長引くにつれて患者数が増加する一方、それに対応するための病床数や医療機器の不足等が課題となっていました。イズマイール地域の総合病院として、多くの患者を抱える当病院の逼迫状況から支援ニーズが高いと判断したため、今回のプロジェクト実施に至りました。

・寄贈先からの許諾:寄贈先とは支援に関する包括的な協力契約を締結済であり、寄贈を受け取ることについての了承と、名称掲載に関する許諾を取得しています。

 

 

▼寄付金の使い道

第1目標金額:50万円

 

皆さまからいただいたご寄付は、紛争下にあるウクライナ南部のオデーサ州イズマイール市に所在する地域病院に医療用物資を供与するための活動費と運営費として活用させていただきます。 

 

主に、次のような活動のために大切に活用させていただきます。

・支援に必要な人員の確保(人件費など)

・現地での支援調整、情報発信(滞在費など)

・そのほか現地のニーズに応じた支援と支援調整

※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、自己負担するなどして、必ず予定していた規模の実施内容の通り実行致します。

 

 

▼当会の緊急災害支援活動の実績:

■海外災害支援

・フィリピン台風(2013年~21年:住宅再建、校舎復旧支援、産業復興支援など)

・タイ水害(2011年:感染症予防のための衛生キットの配布、害虫駆除など)

・パキスタン水害(2010年:テント・生活用品の配布、井戸改修、水質浄化、巡回診療、農業用資機材の配布)

・ハイチ地震(2010年~11年:食糧生活用品配布、仮設住宅建設、トイレ建設、仮校舎建設)

・インドネシア地震(スマトラ島)(2007年、2009年:巡回診療、心理ケア、住宅再建資機材配布)

・インドネシア地震(ジャワ島)(2006年:医療支援、生活用品配布、学校用テントの配布、心理ケア、校舎再建など)

■その他の人道支援等

・パレスチナ・ガザ地区(2023年~現在、2014年~2016年:紛争被災者への食糧支援など)

・ウクライナ(2022年~現在:紛争避難民等への食糧・生活用品・現金支援、医療施設支援)

・インド(2021年:コロナ感染症危機における困窮者支援)・アフガニスタン(2002年~2024年:食糧配布、保健医療、学校建設、衛生改善、井戸建設、女性の地位向上など)

 

▼緊急災害支援に関する専門家の関与の有無とその方の情報:

医療サービスに際しては、医師、看護師などの専門家が活動を行います。

 

▼社会福祉協議会や行政との連携状況(事前協議の有無):

イズマイール市とは協議済みであり、在日本国大使館、国連や支援クラスターと連携を取りながら、当支援事業も円滑に実施することができます。 

 

※掲載している名称および画像は関係各所より許諾を得て掲載しています。

団体情報
公益社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)

現在は、ウクライナとガザでの人道支援を中心とし、戦禍に置かれた人々へ食糧や生活用品、医療物資などを届ける救援活動を行っています。

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