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寄付額
¥74,000
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寄付数
15件
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開始日時
2021/11/30 10:01
終了日時
期限なし
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残り日数・時間
期限なし
このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。
認定NPO法人おてらおやつクラブとは
認定NPO法人おてらおやつクラブは子どもの貧困問題の解決を目指し、お寺の色々な「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として、子どもをサポートする支援団体の協力のもとさまざまな事情で困りごとを抱えるひとり親家庭へ「おすそわけ」する活動です。
活動趣旨に賛同する全国のお寺と、子どもやひとり親家庭などを支援する各地域の団体をつなげ、お菓子や果物、食品や日用品などを日々お届けしています。
2014年、奈良のお寺から活動を開始し、2017年にNPO法人化。2018年度にはグッドデザイン大賞を受賞しました。2020年には認定NPO法人として認定を受け、現在では全国のさまざまな宗派の賛同寺院、母子家庭や生活困窮者を支援する支援団体と連携し、全国のひとり親家庭の子どもたちのもとへ「おすそわけ」を届けています。
全国のひとり親家庭の現状
2022年 国民生活基礎調査によると、現在日本では約9人に1人が貧困状態にあるという結果が出ています。これは、約204万人の子どもたちが貧困状態にあるということを意味します。さらに、ひとり親世帯においては約2人に1人が貧困状態にあることが明らかになりました。
活動を続けていく中で事務局には「身の周りにそのような子どもを見かけない」という声が寄せられることもありますが、これは「貧困」の見えづらさが関係しています。
服装や持ち物などの見た目ではわかりにくいことに加え、本人がさまざまなコミュニティに参加できず孤立していくうちに社会参加の機会が減り、外出や人とのつながりが減っていくためです。
そもそも「貧困」であることは周囲に打ち明けづらく、そのような状況に陥ったことや、その状況から脱しないことを周囲から責められる辛さがあります。
おてらおやつクラブは「おすそわけ」を通じてひとり親家庭とつながり、「どこかで誰かが見守ってくれている」という安心感を感じてほしいと願っています。
おてらおやつクラブの2種類の「おすそわけ」
おてらおやつクラブでは、それぞれの地域で支援活動を行う支援団体へおすそわけを送る「後方支援」と、支援団体を介さずにひとり親家庭の自宅へ直接おすそわけを送る「直接支援」の2つの支援を行っています。
当初は支援団体への「後方支援」を中心におすそわけ活動を行っていましたが、さまざまな事情で支援団体を利用できないひとり親家庭からの「たすけて」の声に応えるべく、寺院と家庭それぞれのプライバシーに配慮しながらおすそわけを送ることができる「匿名配送」の仕組みを新たにつくりました。
おすそわけを受け取ったご家庭からの声
普段は母子家庭である事の後ろめたさから、フードバンクのイベントや相談会には行きづらく、人に頼る事を避けていました。おてらおやつクラブは人目にさらされないし、郵送いただけるという事でお願いする事にしました。
おやつまで食費が回らず、子供には我慢させてばかりでしたので、おやつが入っていてとても喜んでいました。日用品も大きな出費となるため、最低限でしのぐ日々でしたので、たいへんありがたいです。感謝の気持ちと情けなさも感じますが、助けていただける方がいると感じて、とても嬉しかったです。
(愛知県/30代のお母さん/お子さん2人)
お申込みをした時にこのサイト内で、仏様からの頂き物というような言葉があり、頂くにあたってとても納得出来ました。頂くものやしてもらう事に対して、負い目を感じがちなので、そう思うことで気持ちが楽になりました。ありがとうございます。
(広島県/30代のお母さん/お子さん2人)
調査レポート
おてらおやつクラブが独自に実施した調査と、その結果をまとめたレポートを公開しています。
当団体は特定非営利活動法人として、多くの方に物心の両面でご支援いただくことによって活動を行っています。そのため、日々の行動の積み重ねが、子どもの貧困問題の解消に向けて「どの程度寄与できているか」、「活動を無理なく行えているか」評価を行い、報告することも重要な取組みの一つと考えています。
最新のレポートは「おてらおやつクラブ公式Webサイト|啓発事業」よりご覧ください。
これからのおてらおやつクラブが目指す社会
私たちは団体のパーパス(社会的な存在意義)として「たよってうれしい、たよられてうれしい。」という言葉を大切にしながら活動しています。
私たちとつながり支援を受けたお母さん・お父さんから、「たよってうれしい」の声が数多く届く一方で、寄付や寄贈をくださる方からも「こんな不安定な社会情勢だからこそ、誰かの力になりたいんです」、「支援させていただきありがとうございます」といった声も多く寄せられます。
孤立を抱え悩んでいたお母さん・お父さんや子どもが「たすけて」と声をあげたことで誰かとのつながりが生まれ安心感を得られて、うれしい。他方、困っている人に手をさしのべることがその人にとっての喜びにつながり、うれしい。
おてらおやつクラブはこれからもさまざまな立場の方の「うれしい」を生みだし、全国各地で見守りのネットワークを育んでいきます。
どうか子どもたちの笑顔と未来のために、お力添えをお願いいたします。
団体情報
おてらおやつクラブ
おてらおやつクラブは、お寺の色々な「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として、子どもをサポートする支援団体の協力のもとさまざまな事情で困りごとを抱えるひとり親家庭へ「おすそわけ」する活動です。
団体にメールで問い合わせる団体にメッセージを送る
寄付内訳
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寄付総額
¥74,000
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このサイトで集まった寄付
¥74,000
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その他の寄付
¥0