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寄付額
¥621,690
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寄付数
2件
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開始日時
2005/12/22 00:00
終了日時
期限なし
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残り日数・時間
期限なし
このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。
アフガニスタン・ぶどうプロジェクトは、同国首都カブールの北方、ショマリ平原にあるミール・ バチャ・コットの4つの村に住む288世帯を対象に、2003年6月に始まりました。
従来このあたり一帯は、アフガニスタン有数のぶどうの産地として有名なところでした。しかしタリバンと北部同盟の最後の激戦地となり、タリバンは住家を破壊しただけでなく、生活の糧であるぶどう畑も焼き討ちにしてしまったのです。
CODEは2003年6月、この地域の人々の生活再建を目指して、日本の支援者が拠出したお金で「ぶどう基金」を設立しました。基金は現在、地域の人たちが中心になって運営しています。1年目は、「シューラ」と呼ばれる村の評議会の話し合いにより、特に支援を必要としていた288世帯にお金を融資しました。融資を受けた世帯は水や肥料、苗、労賃など、それぞれの必要性に合わせてお金を使い、畑を再建しました。
そして1年後の秋、ミール・バチャ・コットの畑に美味しいぶどうが実りました。収穫したぶどうを販売した農家から融資額の半分が返却され、それを元に新たな家族への貸し出しがなされました。このような個々の返済の積み重ねにより「ぶどう基金」は少しずつ利用者を増やし、2010年4月には480世帯が利用するまでになりました。
なお、CODEでは2007年からの3年間、JICAの草の根技術協力事業として毎年1回の農業技術研修を行い、アフガニスタンからの研修生が兵庫県佐用町および山梨県でぶどう栽培について学びました。国に帰った研修生が学んだ技術を村に伝えて様々な工夫を行っていることも、ぶどう畑再建の強力な後押しとなっています。詳しくはCODEのホームページ(下記)で随時紹介しております。
(http://www.code-jp.org/disaster/afgr/index.html)
今後もより多くの農家が基金を利用して生計手段を向上できるよう、引き続きご支援をよろしくお願い致します。
団体情報
CODE海外災害援助市民センター
災害救援は、最後の一人の人権を回復するまで、直接に、間接にかかわることが求められます。そこでは、被災地の“内発性を育む”ことが必須のことです。また、普段から防災・減災に取り組むことは、地域とくらし、持続可能なコミュニティ作りを考えることにつながります。
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寄付内訳
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寄付総額
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