SDGs⑪ 住み続けられるまちづくりを

SDGs⑬ 気候変動に具体的な対策を

SDGs⑮ 陸の豊かさを守ろう

北海道・東北

環境や仕組み

事業・サービス・政策等のイノベーション

問題を人々に認識してもらう

施行の段階

環境汚染

ゴミ

リサイクル

生物多様性

100年後も今と変わらない大雪山のために

  • 寄付額

    255,000

  • 目標金額

    3,000,000

  • 寄付数

    5

  • 開始日時

    2018/03/30 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】
 当団体が取り組んでいる環境問題は、①登山道崩壊(土壌侵食)と②生態系の破壊(外来動植物の侵入・高山植物減少)です。
その現状は、①登山道崩壊を防ぐために周辺環境になじんだ工法で土留めや階段を設置、②外来生物の防除活動として、セイヨウタンポポやアキタブキの除去とセイヨウオオマルハナバチの侵入の監視を行っています。また、高山植物の減少は踏みつけと浸食によって起こるので、入山者全員に対してレクチャーを行い生態系破壊しない適切な行動を伝えています。

 これらの活動の背景には、今すぐに対処しないと取り返しのつかない環境破壊となる危機感と、そもそも問題を起こさない、つまり根本的な問題解決の必要性があげられます。登山道崩壊も外来動植物も一度広がると人間では対処できないくらい広がり、元の環境に戻すのは非常に難しくなります。今の段階で直接的に登山道補修や外来生物除去を行い、破壊を最小限に食い止める必要があります。
 また同時進行で問題の根本を断つ活動も必要です。それは問題を引き起こす人間の行動です。そこで入山者全員に適切な行動を促すレクチャーをしています。進行中の問題に対処しながら、根本的解決をすることが重要だと考えています。

【解決する方法】
 大雪山自然学校のミッションは「利用者による環境保全の仕組みづくり」です。
 現代社会では、自然を利用する人と保全する人が分かれていることが多く、利用者は資源を消費する一方で、誰かが資源保全のために多くのコストを払っています。自然を楽しみその恵みを分かち合うと同時に、元来地域にある共生の知恵と技術を再構築し、それを実践することが私たちの使命です。
 団体に所属するメンバーだけではなく、より多くのボランティア、市民や企業など多様な主体が「大雪山の利用者」として課題解決に取り組む仕組みをつくるために、以下の事業を実施します。
・大雪山・旭岳とその周辺エリアにおけるフキやタンポポなど外来動植物の防除活動
・大雪山・旭岳とその周辺エリアにおける散策路・登山道整備活動
・ビジターへのレクチャーや情報発信などの普及啓発活動
・「寄付」という方法で大雪山・旭岳とその周辺エリアの環境保全に携わる仕組みづくり

【プロジェクトのもたらす長期的成果】
・「利用者による環境保全」という新たなモデルの創出
 直接の利用者である登山者や学生ボランティアが現場で登山道整備などを行い、間接的利用者である地元企業が活動資金を寄付する等、多くの人が関わる持続可能な環境保全活動のモデルを生み出します。
・環境保全をテーマにした人材育成
 学生ボランティアにとって、現場での活動は単なる労働ではなく、土地の管理者が行う仕事を体験できる社会体験の場となります。新たな教育の場、人材育成の場を生み出します。
・新しいお金の流れを生み出す~寄付マーケットを育てる
 近年の日本においては寄付マーケットの拡大が期待される一方で、日本には寄付文化は浸透しにくいとの意見もあります。今回は「大雪山」という生活に身近なシンボルをテーマに、地場の企業や地域住民にアプローチし、その可能性に迫ります。

【寄付によって達成できること】
100万円で・・・グリーンシーズンのボランティアコーディネーターを配置し、ボランティアを受け入れる仕組みを支えることができます。
60万円で・・・環境保全活に必要な資材物品を整えることができます。
6,000円で・・・学生ボランティアの交通費を賄い、人材育成につなげることができます。

団体情報
大雪山自然学校

現代社会では、自然を利用する人と保全する人が分かれていることが多く、利用者は資源を消費する一方で、誰かが資源保全のために多くのコストを払っています。自然を楽しみその恵みを分かち合うことと同時に、元来地域にある共生の知恵と技術を再構築し、利用者による環境保全の仕組みを作ります。

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