SDGs① 貧困をなくそう

SDGs⑤ ジェンダー平等を実現しよう

SDGs⑯ 平和と公正をすべての人に

日本全国

特定の人々

市民社会の強化・改善

社会的排除の解消

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の解決

定着・普及段階

就業問題

働き方改革

女性

無料の「働く女性のホットライン」を支えてください

  • 寄付額

    2,324,500

  • 目標金額

    1,000,000

  • 寄付数

    180

  • 開始日時

    2015/12/08 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

■プロジェクトが解決しようとしている社会的課題
わたしたちは、「はたらくを自分を支え、人を支え、命をささえるあらゆる営みである」としています。
賃金が支払われる労働だけではなく、無償の家事・育児・介護も「はたらく」に含まれます。

「はたらく」の中で、困りごとを抱え、切羽詰まった状況になることがあります。
職場で上司や同僚にパワハラを受けている。セクハラにあった。
雇止めになりそう、雇止めになった。解雇された。
パートの労働時間が短くなり、給料が減り生活が苦しい。
長時間働いても、低賃金で生活が苦しい。
かけもちで働いて、体がしんどい。
短期雇用契約(1ヶ月、3ヶ月)でこれから生きていけるのか、いつも不安だ。
経験も研修もなしで正社員だからと仕事の仕上げを期待され、競争させられてつらい。
うつになって働けない、どうしよう。
生きてるのが苦しい。

困りごとはこれらだけではありません。
また、はたらくことについての事情は、多くの場合、複雑に絡み合っています。
また、孤立し、自分一人で悩むこともあります。
どこかに相談したくても、電話代を払うのが大変なときもあります。

わたしたちの取り組み
わたしたちACW2は、2007年から女性がたがいに支え合う無料のホットライン活動を続けています。
他の相談機関とACW2のホットラインのポリシーの違いをつぎのように考えています。
相談員が、相談者の困りごとの解決方法を提供するのではなく、
相談員が、相談者に情報を提供し、相談者の力を信じて、選択してもらうようにしています。

ACW2のホットラインでは、複雑に絡み合った事情を、相談者と相談員が一緒に解きほぐしていきます。
公的機関の支援、労基署への相談、ユニオンへのメリット・デメリット・リスクについての情報提供します。
そして、解決法や選択肢はいくつかあることを、相談者が納得し、行動する・行動しないことを相談者がみずから決めます。

無料の電話相談は、東京、福岡、大阪、新潟の拠点で、通算して年間約120日、
一日あたり3時間の相談時間で、年間300~400件の相談を受けています。
2007〜2020年3月までに、計4500件の相談を受けました。
相談員は、ACW2の相談員トレーニング(1年間コースで計10回)を受講した人たちです。
2020年3月現在、150人以上が相談員トレーニングを修了しています。

プロジェクトのもたらす長期的成果
相談者が電話をするのは、相談員を通じて社会への信頼を取り戻したいから、
相談員が電話を受けるのは、電話口の向こうの人の力を信頼したいから
自分自身と向き合い、電話の向こうにいる人を信頼して、たがいに支え合う社会を目指し、ひとりひとりが行動することを目指します。

遂行者や受益者からのメッセージ
「自分で話して自分でどうするかを決めて相談してすっきりした。」(相談者)
「組合に対する相談もできる。相談の仕方も相談できる。」(相談者)
「同僚や会社の上司と対立したときの相手の気持ちが、少しだが別の角度から見えた。やれることをやってみる。」(相談者)
「相談者がだんだん元気になって、声が明るくなっていかれるのに気づくことができる。そんな相談者の力、乗り越えていく力に励まされる」(相談員)

寄附によって相談できること
相談員は無給のボランティアですが、相談員の交通費や通話料などの諸費用が
1件の相談あたり2,500円かかります。
2,500円あれば、1本の電話を受けられます
10,000円あれば、4本の電話を受けられます
50,000円あれば、20本の電話を受けられます
100,000円あれば、40本の電話を受けられます

©マンガ・イラストレーション:ナガノハル(twitter→@naganoharu644

団体情報
はたらく女性の全国センター(ACW2)

1 安心・安全な話せる場所を作っています
2 無料の働く女性のホットラインサービスを行っています
3 「はたらく」に関する講座を各種開いています
4 生きるための「社会」への働きかけを行っています
5 情報提供・ネットワーク作りを行っています

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