5月7日、避難所となっている小学校にて支援活動を行いました。

この度はご理解とご支援をいただきありがとうございました。

 

 

5月7日、避難所となっている小学校にて、AMDAフィリピン支部のほか、フィリピン医学生協議会 (PMSA)、パラニャーケファイニスト101ライオンズクラブ、フィリピン産業医学会 (PCOM)マカティ支部及びラグーナ支部と合同で「カビテ市で助け合おう (Bayanihan sa Cavite)」と題し、支援活動を実施しました。。

同日、合計24人(AMDAフィリピン支部長及び副支部長含む医師14人、看護師3人、薬剤師1人、学生などのボランティア6人)が参加。合計1089人を無料診察した。高血圧、糖尿病、関節リウマチなどの持病を持つ方々より、体調などを診てほしいという声が多く、必要に応じて薬やビタミン剤が提供。また、今後の生活の再建に関する不安や、長い避難生活による感染症蔓延への懸念などを訴えられる方もいらっしゃいました。子どもたちの中には、呼吸器感染や湿疹、アレルギーなどの症状が見られました。加えて、今回の診療活動中に、結核の疑いのある方々を見つけ、地元の保健所へつなぐことができました。

また、避難所にいた55人の子どもたちへのメンタル面のケアとして、ぬり絵やお菓子を渡し、一緒にゲームも行いました。


AMDAフィリピン支部 エルレイ・ナバロ支部長は、今回の支援活動について
「今回、AMDAフィリピン支部とAMDA本部はコミュニティへの支援を行いました。ご協力者とのパートナーシップを通じて、災害時であっても『誰一人取り残さない』という、フィリピン人の「助け合いの精神」は、心の中で息づいていることが再び、証明されました。学生ボランティアは、活動の中に幸福感を見出し、被災者は、大変な時に見返りを求めず支援をしてくださる人たちがいることを知り、恵みを感じていました。今回の活動に多大なご尽力とご支援いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。」
と述べました。
 
*フィリピンの時間は日本より1時間遅れ。

アムダ(AMDA)

作成日時: 2023/05/25 16:30

寄付プロジェクト: フィリピン・カビテ市火災被災者支援活動