AMDAネパール支部が派遣した医療チームは、引き続きラスワ郡ウッタルガヤ村ボガティタールで医療支援活動を実施しました。活動地の周辺には宿泊や食事ができる環境がないため、チームは約10km離れたカリカ村に滞在しながら活動を続けました。
10月7日、チームは現地の保健施設の職員や行政関係者と連携し、大規模洪水関連の急性疾患の患者や慢性疾患の患者を診察し、治療や医薬品の提供を行いました。また、村の保健担当者と地域のニーズと今後の連携方法について協議しました。

10月8日、チームは引き続きボガティタールで診療を行いました。また、仮設村役場を訪問し保健担当者と評価会議を行いました。会議では、村の5つの区の5か所の保健施設がいずれも大きな構造的被害を受けていないことが確認されました。一方で、村役場や規模の大きい保健施設1施設が流され、医療従事者も被災しましたが、被災者の総数などは確定していない状況でした。

現時点では、感染症の流行や保健施設の緊急事態は報告されていませんが、通常の保健医療サービスの中断、村に医師が不在であること、検査体制が制限されていることが、重要な検討事項とされました。
10月9日、AMDAネパール支部長がチームに合流し診療を行いました。診療後は地域の基幹病院であるジブジベ病院を訪問し、現地の医療チームと、活動地の医療サービスやその課題について意見交換を行いました。

翌10日は、村長を訪問し、今後の連携について協議したうえで、首都カトマンズへ向けて出発しました。
AMDAは引き続き関係者と連携し、被災された方々に支援を届けられるよう、地元のニーズに沿った活動を続けてまいります。