【令和8年熊本地震】被災により給食が作れない保育園へ配食支援を実施しました

2026年7月28日に発生し、熊本県宇城市と氷川町で最大震度7を観測した令和8年熊本地震から、4週間が経ちました。 

 

グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)は、地震発生直後から熊本県氷川町を中心に、被災された方々への支援を続けており、現在も、同地域で妊産婦や乳幼児、子どもたちなどへの支援に取り組んでいます。

 

全壊したお寺の本堂。裏手に併設されていた保育園は運営が再開されたが、調理に必要な資機材が壊れ給食が提供できない状況(8月21日、氷川町)

 

保育園の再開を支える食事支援

氷川町では復興に向けて保育園の終日再開へ取り組む中で、地震の影響による断水や厨房機器の故障など、昼食を提供できない状態が続き、午前中のみの保育となっていました。 

 

GNJPは、氷川町や関係機関などと連携し、調理ができない状況でも子どもたちが園で昼食をとれるよう、同町の6つの保育園すべてを対象に準備した食事と園を繋ぐ配送支援を実施し、町内全園で終日保育が再開されました。

 

支援の中では、福岡県の給食センターから提供されたお弁当や宅食サービスを行う企業から提供の冷凍食品を届ける以外にも、連携する団体が昼食の調達が困難な際にはGNJPがパックごはんや子ども向けレトルト食品を調達し、緊急的な食料支援を実施しました。また、保育園によって、被災状況が異なるため、各園の要望に応じる食料支援を行いました。

 

 

こうした支援により、 8月17日から一部の保育園は、終日保育を再開しました。 

 

ひかわ保育園へ昼食を届けました(8月21日、氷川町)

 

月乃輪保育園は徐々に復旧している状況を元に協議し、お米とおやつを届けました(8月21日、氷川町)

 

宮原慈光保育園へ関係機関から提供された冷凍食品を届けました(8月21日、氷川町)

 

保育園で子どもたちが終日保育を利用することは、被災前の日常通りに友達と過ごすことで子どもたちに安心を提供するだけでなく、被災した家庭が生活を立て直していくためにも大切な時間の確保につながります。 

 

子どもたちの日常を取り戻すために

災害発生から時間が経つにつれ、被災地で必要とされる支援も変化しています。現在は、被害を受けた保育園の設備や機材の復旧など 、子どもたちが一日も早く日常を取り戻すための支援が必要となっています。 

 

子どもたちが安心して保育園で過ごし、保護者の方々が仕事や生活の再建に取り組めるように、私たちは 引き続き関係機関と連携しながら、必要な支援を届けてまいります。