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SDGs⑪ 住み続けられるまちづくりを

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アジア

特定の人々

広く浅く、多くの人に直接効果を与える

施行の段階

台風・水害

災害

フィリピン台風22号被災者緊急支援活動

  • 寄付額

    27,000

  • 寄付数

    5

  • 開始日時

    2021/12/22 11:35

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

 

【災害概要】

12月16日午後、猛烈な台風22号(フィリピン名オデット)がフィリピンに上陸。同国中部のシアルガオ島に上陸後、レイテ島やボホール島、セブ島などを横断し、各地で甚大な被害をもたらした。1月5日時点、死者数407人、負傷者数1,147人、行方不明者数78人、約124万世帯488万人が被災し、今もなお、約10万世帯が避難生活を余儀なくされている(フィリピン国家災害リスク削減管理委員会 発表)。

 

【AMDA支援活動】

17日、AMDAは現地協力者であるフィリピン大統領府 事務次官グロリア・メルカド氏及びAMDAフィリピン支部に連絡をとり、情報収集を開始。コロナ禍において日本からフィリピンへの医療チーム派遣は困難なため、現地で必要とされる支援を行うことを決定。

 

1) ボホール島食糧支援

洪水や家の倒壊等の被害が著しいボホール島内3つの町で、フィリピン海軍に加え、大統領府事務官レオンシオ・エバスコ氏、フィリピン開発安全女性委員会(WiNDS)、AMDA合同で、お米や缶詰などを提供している。23日、マリボホック町長に50キロの米20袋と缶詰などをお渡し、翌日にはロボック町、そしてウバイ市でも同様に支援を行った。

 

 

2) シアルガオ島医療・食糧・物資支援

最初に台風が上陸したシアルガオ島のデル・カルメン町コロ副町長より支援要請があり、AMDAフィリピン支部チームは24日に同島入り。フィリピンにとって1年の中で最も大切なクリスマスの25日、要請のあった2カ所で、医師2人による無料診療と薬の提供、食糧・物資支援、そして子どもたちを対象とした絵本の読み聞かせやぬり絵コンテストといったメンタルケアに関する活動も行った。翌日には他の2カ所で医療支援やメンタルケアの活動を実施し、更に現地の診療所で新型コロナワクチン接種にも携わった。

 

 

3) レイテ島・南レイテ州物資支援

約9万世帯が被災した南レイテ州、元知事の要請を受け、支援実施を決定。1月21日現在、フィリピン海軍のご協力のもと、配布する支援物資が首都マニラを出発し、南レイテに向かっている。

 

【フィリピンにおける主なAMDAの活動】

2021年11月 台風18号被災者緊急支援活動 (ルソン島)

2020年11月 台風19号・22号被災者緊急支援活動 (カタンドゥアネス島・ルソン島)

2020年1月  タール火山噴火被災者緊急支援活動 (ルソン島)

2019年11月 ミンダナオ島地震被災者緊急支援活動 (ミンダナオ島)

2018年9月  フィリピン災害被害者に対する支援活動 (ルソン島・セブ島)

2013年11月 台風30号被災者緊急支援活動 (レイテ島・サマール島・パナイ島・ボホール島・ネグロス島)

2013年10月 ボホール島地震緊急支援活動 (ボホール島)

団体情報
アムダ(AMDA)

2020年3月現在、世界67か国でプロジェクトを実施。内、人道支援活動は59か国219件に上ります。地震や洪水等の災害発生後、被災者に医療等の支援を行うだけでなく、復興支援も実施しています。また、インドでの母子保健、モンゴル・ネパールでの内視鏡技術移転なども継続的に行っています。

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