気候変動

環境汚染

ゴミ

生物多様性

動物も人間も集う町田の里山づくり

  • 寄付額

    201,000

  • 目標金額

    24,000,000

  • 寄付数

    1

  • 開始日時

    2010/06/03 00:00

    終了日時

    期限なし

このプロジェクトは目標金額の達成に関わらず、決済されます。
支援申込後のキャンセルはできません。

【里山は適切に手をいれないと荒れてしまいます】
もともと日本は豊かな森林資源を持つ国でした。ところが、近年、荒れた森や里山、雑木林が驚くほど増大しています。以前は手をいれてもらえていた里山や森が、次第に放置されるようになったためです。荒れた状態を放置し手遅れになってしまう前に森を再生することは、森林資源の上からも、また生態系の上からも大切なことです。

【東京都町田市の約10haの森】
町田市にある、かつて里山として利用されていた約10haの森は、長い間放置され、林床に光が入らず、木が健全な状態ではなくなり、限られた生き物しか住むことができない森でした。樹木・環境ネットワーク協会ではこれまで、10ha中2haを健全な森に再生してきましたが、残り約8haのエリアの森づくりはこれからです。

健全な森や里山を取り戻すには、息の長い、科学的な取り組みが必要になります。まずは、様々な木が健全に育ち、本来その地域にいるべきたくさんの生き物(動物、昆虫、草花、土壌生物等)が共存することができる、適切な森林密度を測定します。それに基づき管理計画を作成し、管理活動(間伐や植樹等)を行います。間伐した材は有効利用を図るために加工し、ベンチや木柵として利用します。さらに、子どもたちの体験学習、大人を対象とした自然観察会や里山体験、保全活動のボランティアや講習会などを開催することで、「森づくり」と共に、自然環境に興味をもつ「人づくり」の活動も推進していきます。

【2400本の木が健全に生育する森にするために】
本プロジェクトの対象地である8haの森は、クヌギ・コナラを中心とする高木エリアです。現在は約3600本の木が生育しているため、過密状態にあります。1200本の木を間伐し、2400本の木が健全に生育する森を作る計画です。

2400本の木を整備して、健全な森に再生するために、1本あたりに約10,000円の整備費がかかります。20年生のクヌギ2400本が健全な状態になると、約614tのCO2を吸収する見込みがあります。未来への贈り物として、皆様のご協力をお願いいたします。

 

団体情報
樹木・環境ネットワーク協会

樹木・環境ネットワーク協会(愛称:聚しゅう)は、生態系保全の見地から「自然とともに生きる社会づくり」の推進を目指し1995年に設立されました。当協会の活動は地域の人びとと行政や企業とも連携を図り、森林環境保全をはじめとする、自然との調和を保つような活動を行っています。

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