2026年6月24日に発生したベネズエラ地震から1か月以上が経過しました。
地震被害の大きかったラ・グアイラ州は、美しい海を望むリゾート地として観光客用のホテルやリゾートマンションが多数立ち並ぶ街でした。しかし、発災から1か月以上が経過した今も、ホテルやアパート等は倒壊したままの状態となっており、地震の凄まじさを感じさせます。

倒壊した建物が残る被災地 (2026年7月22日、ラ・グアイラ州)
多くの人々は住居を離れ、道端にテントを張って生活しています。外は日中30度を超え、湿度も70%以上という厳しい環境の中、心身ともに休まる暇もない避難生活を強いられています。
衛生用品キットを計375世帯へ
こうした状況を受け、GNJPは8月1日、現地パートナー団体Prepara Familiaとともに、ラ・グアイラ州カティア・ラ・マールのMamo地区で、285世帯に衛生用品キットを配付しました。

衛生用品キットを受け取る被災者(右)(2026年8月1日、ラ・グアイラ州)
さらに8月9日には、同地区でピースウィンズ・ジャパン(PWJ)と共同で90世帯に衛生用品キットを配付しました。2回の活動を通じて、計375世帯に衛生用品キットを届けています。

協働するピースウィンズ・ジャパン職員(左)とグッドネーバーズ・ジャパン職員(右) (2026年8月9日、ラ・グアイラ州)
衛生用品キットには、トイレットペーパー、石けん、歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプーなど、避難生活で必要となる日用品を入れています。

被災世帯へ配付した衛生用品キットの内容物
現地スタッフの声
現地で支援活動にあたっているGNJP職員の雨宮は、配付時の様子について次のように話しています。
「8月に入り、私たちは衛生用品キットの配付を行いました。今回、衛生用品キットを準備する際には、お子さんからお年寄りの方まで持ち運びしやすいよう、キット袋をリュックサックにしました。被災者の方からも『家まで持ち帰るのが楽でいいね』と言っていただきました。
また、キットをお渡しするたびに、被災者の方から『Muchas gracias(本当にありがとう)』と笑顔でお礼の言葉を聞くことができました。」
グッドネーバーズは物資支援に加え、被災した子どもや家族への支援にも取り組んでいます。現在、現地パートナーのPrepara FamiliaやMetropolitan University、ボランティアと連携し、心理社会的支援(PSS)プログラムの講師養成を進めています。また、子どもが安心して過ごせる「Child Friendly Space」の設置準備も進められており、今後、子どもたちの心のケアを含めた支援を本格的に実施する予定です。

配付されたリュックサック型の衛生用品キットを持ち帰る被災者(2026年8月1日、ラ・グアイラ州)
引き続き、温かいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。