みなさま
春ですね。暖かい日が多くなり、教室に入ってくる時の生徒のみなさんの表情も柔らかくなってきています。桜も満開の季節を迎え、日本で初めて春を迎える生徒のみなさんには、是非会場までの道のりも楽しんで頂きたいです。
いつも様々なかたちでご支援くださり、ありがとうございます。
今月は、日本語教室は4回、ヨガ教室は2回行いました。
日本語教室
3月の参加生徒数は、41人⇨ 41人⇨ 37人⇨ 38人でした。
ラマダンの時期にも拘わらず、変わらず多くの生徒さんたちが1時間前位から訪れて、準備を手伝ってくださいました。ムスリムの人たちは、まずはみなさんお祈りから始まり、授業の後も、応接室やキッチンにひしめき合ってお祈りして帰ります。大勢が熱心に祈る姿に畏怖の念すら感じます。日没までは水分も取れない為、授業前にみなさんにいつも出しているお水やスナックの減り具合が非常に少なく、その分持ち帰ってもらいました。
授業への熱量は相変わらず非常に高く、みんな一分でも早く学びに入ろうとして、早く来てくれた先生たちと、早速書いたり読んだり始めています。その反面、遅刻してくる人たちも後を絶ちませんが、みんな、一生懸命レセプションで遅刻の理由を伝えています。
18日にはボランティアスタッフミーティングを開催し、片道交通費支給(3月末までの期間限定)の今後の対応について、2月のRENの定例ミーティングで理事達と決定した下記の方針を共有しました。また、最近の生徒さんのレベルが、圧倒的にビギナーが多い為、グループ毎のレベル設定が曖昧にならざるを得ず、その対応や工夫について話し合いました。
今後の交通費については、皆様の温かいご支援のお陰様で、寄付金は昨年度よりも多くを頂戴いたしました。助成金については複数件申請を致しましたが、未だ決定したものは無い状況です。しかしながら、12月から3月まで生徒のみなさんには片道しか支給できぬ中、一生懸命やりくりしながら通い続けてくれましたので、この努力に心から感謝し、4月からは、これまで通りの往復交通費の支給(上限1,500円)に戻させて頂くことにしました。4月1日にまた生徒さん全員を含めた全体ミーティングを行い、この旨を伝えると共に、今後助成金獲得状況によって、また財政危機に直面した際のご協力も一緒にお願いするつもりです。
★25日は私がやむなく教室を欠席させて頂きましたが、先生方始め、ボランティアスタッフのみなさまにいつも以上にご尽力、ご協力を頂きました。心から感謝申し上げます。
★今年のリーガルコンサルテーションは、3人が参加しました。みな、別のビザで入国後帰国できずに難民申請をした人たち方の相談でした。みなさん、事前に充分で適切な情報を入手するのは難しく、しかし後からではどうすることもできずの難しい状況です。4月は22日を予定しています。
食糧支援・物資支援
今月も、各支援団体のみなさまを始め、個人の方からのご寄付のお陰で、途切れることなくみなさんにお米や食糧品をお配りすることができました。
冬物衣類や生活必需品も、フードバンクや個々人のみなさまからのご寄付のお陰で毎回何かしら新しいものがあり、みんな喜んで持ち帰っています。沢山の大きめの靴は秒速でなくなり、炊飯器も希望者が次々と現れて持ち帰り、美味しいご飯が炊けた、と満点笑顔でも報告を受けています。ありがとうございます。
今回、食糧支援団体から“良い眠りを導く”という謳い文句のドリンクのご寄付がありました。これを所望される生徒さんの多いこと!眠れなくて困っているから是非試したい、と。健康食品の一種だからそれほどの効果は期待できないことを伝えはするものの、みなさんの期待度は高く、中にはアフリカ人は大きいから1本では効果は無かったが、2本飲んだらよく眠れた~、などと、嬉しそうに報告してくれる人も!何よりです。
ヨガ教室
今月も2回連続で開催しました。ラマダン中はみなさんお腹が空きすぎてヨガをやる余力がないと参加できない人も多くいて、4人ずつが参加しました。
先日、会場の修道会の関係者から、こんなお話を伺いました。
こんなご時世だからなのか、近所の方から、何だか外国の人たち大勢が入っていくけれど大丈夫かしら、と心配された。こんなことは今までなかったので驚いた。すぐに“あの人たちはとっても良い人たちだから何の心配もありませんよ。”とお答えくださったとのこと。そのお答えが非常に嬉しくて有難くて、心の奥底まで響きました。
目前の門のところまでその様な排外ムードが流れていようとも、こうして私たちは皆さまに守って頂き、そのお陰で、自由に楽しくのびのびさせて頂いているんだなあ、と改めて感謝の気持ちで一杯になりました。
ありがとうございます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上が RENの活動の一つ、「日本語・ヨガ教室」の今月のご報告です。
変わらずのご支援を、宜しくお願い致します。
2026年3月31日
特定非営利活動法人 難民自立支援ネットワーク 理事長:小林麻里