みなさま
清々しいお天気が多く、心も足取りも軽くなりますが、いかがお過ごしでしょうか。
いつも様々なかたちでご支援くださり、ありがとうございます。
今月は、日本語教室は4回、ヨガ教室は1回行いました。
日本語教室
今月の参加生徒数は、43人⇨ 40人⇨ 42人⇨ 34人でした。
1時間以上前から訪れて準備を手伝ってくださるメンバーは固定となり、日課の様に動いてくれています。私が到着すると既に教室準備が殆ど整っていることもあり、びっくりします。他の生徒さん達も彼らにつられてか、時間前に続々と集まってくるようになっており、遅刻する人は少数で、ここはREN日本語教室か?と思う程の状況です。早く来てみんな楽しそうに勉強を始め、教え合ったりしています。私たちがフランス語を習ったりもしています。ビギナーを卒業し次のグループに進級した生徒の一人はビギナーのみんなに教えたい、と先生の補助役を自らかって出て、フランス語話者へのサポートを楽しそうに行っています。
★4月1日には予告通り、出席した生徒さん全員とボランティアスタッフを含む全体ミーティングを行い、まずはこれまでの片道支給の間の生徒のみなさんの自助努力と誠実な協力体制に感謝し、この日から往復交通費の支給(上限1500円)に戻すこと、但し財政に決して余裕があるわけではないので、危機に直面した際にはまた皆さんに相談しながら決めていくこと、そして、限られた財源の中のやりくりになる為、仕事や他の支援により交通費を払う余裕がある際には申し出て、その分を困っている人々に回してもらいたい、という協力を呼びかけました。アラビア語とタジク語での同時通訳役はいなかったので、予めそれぞれの言語に訳したプリントを作りその場で読んで理解して頂きました。みなさん黙って最後まで聞いてくれた後、自然と拍手が沸き起こり、“ありがとう、助かります。”と次々に言葉にして下さいました。往復交通費の支給がどれ程の意味をもつものかを改めて痛感すると共に、みなさんの心ある反応に感動しました。
しかし、実のところこの時点では何の助成金の目安も立っておらずの見切り発車だった訳で、すぐにでも撤回せねばならぬ状況にならないことを祈るばかりのヒヤヒヤものでした。しかし、何ともありがたいことに、その後キリスト教系福祉活動団体さまからの大口の助成金申請が承認され、更には個々人様からの貴重なご寄付に加え、別のキリスト教会さまからもご寄付も頂けることになり、やっと息がつけました。ありがとうございました。
勿論、現在平均毎回40人以上の生徒数が継続するならば、充分な財源確保とは言い切れず、更なる資金確保の努力が必要ですが、それにしてもここまでの逼迫した状況の中、支えて下さったみなさま、様々なご縁を繋げて下さった方々、そして生徒のみなさんに心から感謝申し上げます。
★4月22日は日本語発表会を行いました。(先月の報告書での予告を忘れてしまい、申し訳ありません!)今年はGWに2回も水曜が含まれるため、暫くのお休み前の発表会でした。
生徒さんは34人+幼児2人、ボランティアスタッフ13人、見学者2人の総勢51人が参加しました。半年以上通い続けたアドバンストグループの生徒さん達全員が就労や就学でREN日本語教室に来られなくなったタイミングでもあり、ビギナーが中心の発表会でしたが、日本語のスピーチ内容をきちんと覚えてメモを見ないで行う生徒さんも多く、生徒さん同士で刺激し合って頑張っている様子が伺えて微笑ましく、嬉しく聞き入りました。日本語の発表のみならず、彼らの持ち前のプレゼン能力やエンターテイメント力の高さを充分に発揮し、歌と踊りで全員を巻き込み、いつの間にか子ども達を含めた参加者全体が一体となって盛り上がりました。それに続いて別の生徒さんのリードで、手を取り合って「We Are The World」を大合唱。
生徒さんばかりではありません。さすがREN日本語教室の先生です。先生自ら日本語のラップ曲を披露!生徒さん達の盛り上がりときたら想像の通りでした。純粋にとっても楽しい発表会でした。様々な不安やストレスを抱えながらも、こうしてみんなで一体となって歌って踊ることで、ほんの一時であれネガティブなことを忘れ、一体感を感じ合いながらピュアに楽しむことの大切さを教わりました。次回の日本語教室は5月13日です。
★今月のリーガルコンサルテーションは、22日の発表会の後に行いました。
11名が希望しましたが、多すぎるので6人にしてもらい、残りの人は来月に延期させて頂きました。様々なステータスの生徒さん達が、今後についてのアドバイスを求めていまし
た。来月は27日の予定です。
食糧支援・物資支援
今月も先月同様、各支援団体のみなさまを始め、個人の方からのご寄付のお陰で、みなさんにお米や食糧品をお配りすることができました。2週間お休みになることから、お米は2パックずつ、食糧はあるだけ持ち帰って頂きました。
衣類やカバン、生活必需品も、FB目黒や個々人のみなさまからのご寄付のお陰で毎回何かしら新しいものがあり、みんな喜んで持ち帰っています。個人のボランティアさんが鍋を数点ご持参下さった日の女性同士の競争の激しさは、困惑する程でした。お子さんのいるご家庭を優位して頂きました。
ヨガ教室
今月は先生のご都合がつかず、1回の開催でした。ヨガをいつも楽しみにしている7人が参加しました。
社会参加活動
ご縁を頂き、3月1日に生徒さん3人と一緒に、RENの活動紹介やポテンシャルに満ち溢れた生徒のみなさんの魅力紹介をさせて頂いた某キリスト教会さまから、4月5日のイースターイベントへもお声をかけて頂き、参加してきました。生徒さん手作りのアラブ菓子と、アフリカ布で製作したイースターエッグを販売し、お菓子は200個以上、イースターエッグは持参した全てを完売することができました。教会のみなさまが非常に暖かく迎え入れて下さるので、参加した生徒のみなさんも交流を楽しむことができ、充実したイースターを過ごせた、と満面の笑顔で帰りました。排外主義がはびこる中、この様に、宗教や様々な違いを乗り越えて、何の隔たりも感じさせず、コミュニティの一員として受け入れてくださることはどれだけありがたく貴重なことかと実感しました。5月31日(日)には御教会で難民の手料理ランチ会を開催する予定です。是非みな様もお越しください。
この4月、教室にお母さんと一緒に参加していた幼児二人が保育園に入園し、また一人は小学校に入学しました。みなさまからのランドセルや衣類などの温かいご寄付に改めて感謝申し上げます。就学支援をする中で、子ども達は日本語だけの環境に放り込まれ、懸命に馴染もう、楽しもうとしている姿を見るたびに、彼らの言葉に表せない不安や孤独はどれほどのものかを感じると共に、それを特別なこととも分からずにただただ頑張り続ける子ども達に、心から敬意を表します。周囲がこれらの努力を見逃さずにきちんと評価しながら支えていける社会の必要性を強く感じます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上が RENの活動の一つ、「日本語・ヨガ教室」の4月のご報告です。
お陰様で、今月も以上の活動を行うことができました。今後とも変わらずのご支援を宜しくどうぞお願い致します。
2026年4月30日
特定非営利活動法人 難民自立支援ネットワーク 理事長:小林麻里