2026年2月:活動報告

みなさま

 

今月は雪が積もるほどの寒い日もありましたが、いかがお過ごしでしょうか。

少しは春を近くに感じる日もあれば、また寒さがぶり返し、まさに三寒四温の季節となりました。生徒のみなさんは、8日の雪景色にはかなり感動した様で、小さな雪だるまを作ってみたり、雪の上に名前を書いて写真で送ってくれたりして、あの寒さの中、無邪気に楽しんでいる姿にホッとしたり、元気をもらったり、です。いつも様々なかたちでご支援くださり、ありがとうございます。

今月は、水曜日の祝日もあり、日本語教室は3回、ヨガ教室は2回行いました。

 

日本語教室

2月の参加生徒数は、44人⇨35人⇨27人でした。

今月も変わらず、多くの生徒さんたちが1時間前位から訪れて、教室の準備からお米のパッキングまで、手伝ってくださいました。なので、全てが非常にスムーズに進み、授業スタートまでの間、みんな何しよう?という感じです。早く到着されたボランティアさんと早速学びタイムを開始していて、感心します。勿論、遅れてくる生徒さん達もいます。レセプション係の生徒さんの一人が、「今何時?何で遅れたの?」と、生徒同士でのなかなかシビアなやり取りが展開されます。ある日はその全員の答えが、「入管だったので、遅れました。」で、こんなに沢山の人が同時に入管?と笑ってしまうエピソードが満載です

片道支給の弊害については、引っ越して益々遠くなり、片道では厳しい、などと新たに申し出て来る人達もあり、個別に事情を良く聞いて、往復支給にするなりの対応を講じています。

その逆に、RHQの保護費が始まるまでの間については、経済的に非常に困難ゆえ、往復支給をしていた人たちの数人から、「RHQの支援が始まったので、約束したので報告します。片道支給で何とかやってみます。」と自己申告をしてくれる人たちがいるのです!これにはハートを射止められます!「なんと正直なのでしょう。心からあなたの協力に感謝します。」と謝意を伝えると、みなさん恥ずかしそうに、「そういってくれてありがとう。」と。この経験は、片道支給という何とも残念な対応を選択していなければ、味わえないものでした。4月上旬までには、来年度の予算策定に向けて、この対応への見直しを行わねばなりません。その際には、生徒さん一人一人の、この教室への協力と貢献に、心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。

★25日には、某難民支援団体の関係者と日本語教師の研修生の方々8名が見学に来て下さいました。生憎、冷たい雨の日で、子ども連れの親御さん達からは次々と欠席連絡が入り、また、風邪を引いてこられない人たちもあり、出席生徒さん数は27人ととても少ない日でしたが、見学の先生たちが生徒さんの間に入れるスペースもあり、積極的にサポートをして下さいました。ちょうど先生二人がお休みでしたので、先生のお一人にも授業もして頂き、助かりました!中には長年日本語教師をしている方々もいらっしゃり、生徒さんの学びへの意欲と純粋さに、昔懐かしさを感じた、と。「真実のある場所」と表現して下さった先生もいらっしゃいました。

★今年初めてのリーガルコンサルテーションは、5人の希望がありましたが、何故か2人は帰ってしまい、3人がそれぞれ抱える困難についての相談をしていました。来月は11日を予定しています。

 

食糧支援・物資支援

今月も、各支援団体のみなさまを始め、個人の方からのご寄付のお陰で、途切れることなくみなさんにお米や食糧品をお配りすることができました。

冬物衣類や生活必需品も、みなさん運べる分だけ運んできて下さり、厚手のものはあっという間になくなっていきます。重いのに、お運び頂きありがとうございます。

難民支援団体さんからも時々必需品諸々をパッキングして送って頂き、助かっております。別途お知らせしました、不要パソコンの回収にもご協力頂き、ありがとうございました。

 

ヨガ教室

今月も、2回連続で開催し、それぞれ6人が参加しました。

ヨガが終わると、みんなとても爽快な顔で帰っていきます。眠れぬ夜を過ごしている人たちには是非参加してもらいたいと思います。

先生たちには、いつもお忙しい中お時間を調整してきて下さり、生徒のみなさんの様子に合わせて色々工夫をしてくださり、ありがとうございます。

 

入管の対応は非常に厳しく、ますます容赦ないものになっています。国際基準からはどんどん遠のくばかり。この国はどこに向かうのでしょう。

ニュースを見聞きする度に暗い気持ちになります。日本語検定試験も在留資格のない人は受験資格がなくなりました。

こんな状況の中でも精一杯頑張っている生徒のみなさんから見習うことばかりです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。 

以上が RENの活動の一つ、「日本語・ヨガ教室」の今月のご報告です。

変わらずのご支援を、宜しくお願い致します。

 

2026年2月28日

特定非営利活動法人 難民自立支援ネットワーク 理事長:小林麻里