2026年1月:活動報告

支援者の皆さま

 

新年早々、様々なかたちでご支援くださり、ありがとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

2026年最初の月は、日本語教室を4回、ヨガ教室は2回行いました。

 

日本語教室

月の参加生徒数は、39人⇨30人⇨25人⇨47人でした。

年末年始のお休みの間、生徒の皆さんはどうしていたかしら、と思いを巡らせながら教室に到着すると、既に数人の生徒さん達が、いつも通り教室のセッティングをしながら笑顔で迎えてくれ、その後も「せんせい~、Happy New Year!」と次々と登場。生徒の皆さんのこの明るさ、笑顔は、私たちに力を与えてくれる必須アイテム!と確信しながらのスタートとなりました。授業では年始の挨拶の仕方や日本のお正月の習慣と生徒さん達の国々での習慣についての話しで盛り上がり、では、お正月はどの様に過ごしたか?という会話練習に入ってみたら、「寝て食べて、それだけだった」と口々に。これが生徒の皆さんの現実なのです。

 

片道支給の弊害で来たいのに来られなくなっている人たちがいないかどうか、特に家族連れの人たちで連絡が取れる人にはリーチアウトを始めました。今の所、直接的な因果関係は見えてきてはいませんが、じわじわと波及もするでしょうし、続けて注視していく所存です。

実際に、努力してみたけれど困難になったと話に来てくれる生徒さんも出始めており、それぞれに対応しています。

11月に高波の様に一機に押し寄せてきた生徒さんの一部は、まるで潮が引くように来なくなった印象もあります。その一方で、参加し続けている生徒さんの多くは今までにないほどに学びへの意欲が高いのです。皆さん昼12時過ぎからどんどん集まり、机や椅子の準備から、お米の小袋詰めまで、何でも快く手際よく手伝ってくれて、それが一段落すると、先生が来る前に自分たちで日本語での会話を始め、「これはなんというの?」「ひらがなで書ける?」と自ら学びをスタートするのです。見ていて本当に面白いです。その様子に先生たちも大喜び!先生が到着して授業が始まると、これまた皆が集中して、一つでも多く学び取ろうという意欲に溢れています。前のめりになりすぎて、笑えることもしばしば。先生の問いに我先にと答える生徒さんの声、そして笑い声、歌声で部屋中が半端ないエネルギーの大渋滞です。

今回の現象を踏まえて考察するに、やはり35人程度までが授業としてきちんと成立できる限界値ではないかと思われますが、これから先また、どのような変化に直面するのか予測がつきません。難民申請者の動向とは別に、私たちサイドでルールを決めてしまえば、押し寄せる波に押し流されることも沈むこともないのでしょうが、果たしてそれで彼らのニーズに添えるのか、という疑問が残ります。彼らのニーズがあってこそのREN日本語教室です。支援者の皆さま、どうぞ今年も一緒に考え、悩み、ご意見を頂戴したいです。宜しくお願いします。

来年度の始まる4月には、これまで通りの交通費支給ができるよう助成金等の確保に努めております。

 

食糧支援・物資支援

今月も、各団体さまからの食糧支援を始め、個人の方からのご寄付のお陰で、途切れることなく生徒さん達にお米や食糧品をお配りすることができました。

先日、生徒の皆さんの必需品のお米とトマト缶を、お母さんと一緒に参加している子どもさん達に一人一人に配ってもらいました。写真に収めたい心温まる光景でした。

冬物衣類やバッグ類、食器、紙コップなどのご寄付も、順次お運び頂きありがとうございます。ニーズが高いので重宝しております。

また、年末には沢山の方々から食糧や物資のみならず、金銭面でもご寄付を頂きました。

心より感謝申し上げます。みなさまからのご寄付金は生徒さんの交通費として大切に使わせて頂きます。

 

ヨガ教室

今月も2週連続で開催し、6~7人が参加しました。初めての参加の方も多くいます。

皆さん、「ヨガはいつ?」(何度伝えても、“ヨガはいつ?”と聞きます)と楽しみに待っています。

 

 

排外主義がはびこり、非正規滞在者ゼロプランが着実と執行されている現実を前に、2026年、私たちはどのように向き合いながら、どこに向かって進んでいけばよいのでしょうか。日本語教室では笑顔一杯の生徒の皆さんのこぼす涙や葛藤、 明日の我が身も見えない不安、強制送還への恐怖を前に、私たちに何ができるでしょうか。他の団体からは入管への出頭日に同行した際に、目の前で子どもから父親が引き離されて収容され、翌日には強制送還された、という話を聞きました。私たちの目の前にも、そうされてしまうかもしれない人々がいます。

どうしたらよいのか、何ができるのか、一緒に悩み、考えて頂けたら、とても心強いです。まずは目の前にいる人たちのニーズを知り、一歩ずつでも対応していきたいと思います。

 

今年もまた変わらずのご支援を、宜しくどうぞお願い申し上げます。

 

2026年1月31日

特定非営利活動法人 難民自立支援ネットワーク 理事長:小林麻里