AAR は現在も、現地協力団体「基督教芥菜種會」(The Mustard Seed Mission:MSM)を通じて、台湾東部・花蓮県で今年9月23日に発生した洪水の被災者支援を続けています。
家屋の修繕支援と避難所の運営
多数の住宅や店舗が被災し、避難者は一時期約7,000人に上りました。土砂の除去がひと段落した現在、MSMは独居高齢者世帯を中心に家屋の修繕支援を行っています。これまでに37戸で工事に着手しており、家屋のドアや窓、水回りの配管や電気配線など、さまざまな箇所が壊れた家屋の修繕を進めています。
避難所で被災者の足マッサージを行うMSMスタッフ=台湾東部花蓮県で2025年10月 撮影:MSM
また、避難所の運営も行っており、約40人が滞在しています。午前8時半から午後6時半まで職員が常駐し、医療や行政サービスについての情報提供や一人ひとりの状況に応じた生活支援(ケースマネジメント)を行っています。ほかに、避難所の子どもたちがお絵描きなどをして過ごすことができる「子ども広場」の運営や、避難所生活で疲れた高齢者のためのマッサージサービスの提供も行いました。
旧正月までに家屋の復旧を
MSMは、SNSなどを通じてボランティアを募り、毎日、近隣の花蓮市や台東市から鉄道で通うボランティアの振り分けなどを調整。ボランティアが現場で集めた支援ニーズなどの情報を反映し、細かい砂や泥を除去できる高圧洗浄機を現場に投入したりするなど、ボランティアの皆さんと活動を行いました。
被災した家屋の清掃を行うボランティアの皆さん=台湾東部花蓮県で2025年10月 撮影:MSM
MSMなどの支援団体は、来年2月の旧正月(春節)までに家屋や街の再建を終えることを目指して活動を続けています。旧正月)は台湾で最も重要な祝祭期です。AARも、被災された方々が安心してこれまで通りの旧正月を迎えられるよう、現地協力団体MSMと連携しながら支援を続けていきます。
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