子どもたちも手伝って炊き出し実施:能登半島大雨緊急支援

記録的な大雨に見舞われた石川県能登地方では、家屋の浸水被害のため、多くの被災者が避難所に身を寄せています。AAR Japan[難民を助ける会]は2024年9月22日に炊き出しを開始し、2024年9月24日からは協力団体のNPO法人ピースプロジェクト(代表:加藤勉AAR理事)と連携して支援を実施しています。

 

石川県珠洲市立若山小学校の避難所で、炊き出しを手伝う近隣の子どもたち(2024年9月30日、石川県珠洲市)

炊き出しを行った石川県珠洲市立若山小学校の避難所は、2024年1月の地震に際してもAARとピースプロジェクトが支援した場所です。震災に続いて今年二度目の避難所生活となった住民も多く、炊き出しを受け取ると、「また会えましたね」と声をかけてくれる方もいました。

炊き出しの準備には、避難所に身を寄せる被災者や近所の子どもたちがボランティアとして参加してくれました。避難してきた方々にとって、温かい食事が提供される炊き出しは、ひと時、気持ちを落ち着かせる場にもなっています。

 

能登半島では、今年1月1日に地震で大きな被害を受けた方々が再び被災しました。被災した方々の心労を察するに余りあります。

AARは今後も被災された方々に寄り添いながら、支援を継続してまいります。