本日は、滋賀県のリトルベビーサークルからの活動報告書をご紹介いたします。
【活動報告書】リトルベビーサークル滋賀のCOAYU(滋賀県)
代表 小島かおり
1 2022年7月~2023年3月(主な活動)
事業名 当事者交流会
実施日 8月11日、8月22日、8月26日、11月12日、11月19日、12月21日、2023年2月8日、3月30日 平日、休日など多くの方が参加できるように不定期で開催
目的 ・早産などで低出生体重の子を育てる家族が孤立することや不安になることを軽減する。前向きに育児をするきっかけづくりをする。低出生体重児の育児の経験を似た経験をしている方と共有する。当事者の悩みや困ったことを共有し、必要であれば行政などに相談する。自身がリトルベビーだった方やリトルベビーのきょうだい児も似た環境の人と出会うきっかけとする。
・2022年度滋賀県で作成が予定されているリトルベビーハンドブックに当事者のメッセージやアイディアを集め、これから滋賀で生れてくる低出生体重児の家族が使いたいリトルベビーハンドブックになるように協力する。
内容 交流会の内容は、場所、参加者によって毎回変えた。リトルベビーハンドブックの挿絵作成のための絵の具のワークショップ、リトルベビーリボンを結ぶなどを実施。
場所 滋賀県内。(多賀町)多賀中央公民館(米原市)市役所、人権センター(東近江市)お寺(草津市)キラリエ草津
参加人数 60当事者家族157人、ボランティア19人、計176人(8回)
所感 滋賀は交流会をやりたいと希望があった場所、日時で企画、開催。インスタグラム、公式ラインで募集。会を重ねるごとに、リピーターさんの増え、初めて参加されて緊張されている方を和ませてくれている。また大きくなった元リトルベビー達が小さな赤ちゃんたちと遊んでくれたり、自分の出生について知ったり、考えるよい機会になっていると感想を頂く。春のお花見交流会は人気企画で毎回10組ほど参加。今年は3月にびわこリトルベビーハンドブックの完成もあり、皆でお祝いすることができた。
お花見交流会2023@近江八幡 びわこリトルベビーハンドブックを持って記念撮影
事業名 啓発活動、広報活動
実施日 常時 7月14日 8月11⁻13日 1月19‐21日 10月18-28日、29日、30日 11月5‐19日 2023年2月2-14日 3月10-17日
目的 早産、低出生体重で生まれても孤独や不安を軽減できるように、当事者家族がつながるきっかけを作る。またこれから出産する人も含めすべての県民に低出生体重児について知ってもらう。滋賀県でリトルベビーハンドブックが作成されていることを知らせ、関心を持ってもらう。母乳バンクドナー登録について周知する
内容 Instagramで情報を発信する。
イベント等でパネル展示
InstagramLIVE, オンラインライブ配信、ラジオ出演
リトルベビーハンドブック完成お披露会
場所 【SNS】Instagram(shiga_no_coayu)
【パネル展示、早産児デーイベント含む】アクア21(近江八幡市)、多賀町中央公民館、米原市人権センター、滋賀県庁、米原市役所、えきまちテラス長浜、プロシードアリーナ彦根、アルプラザ草津
【ライブ配信】Instagram, Facebook、FMひこね
【リトルベビーハンドブック完成お披露目会】滋賀県庁(大津市)
参加人数 県民多くの方に見ていただきました。特に世界早産児デーにあわせて開催した写真展は435人の方に来場いただきました。
所感 Instagramで情報発信を行っています。フォロワーは900人になり、関心の高さを感じます。
22年度は初めて写真展を開催しました。15家族から生まれた時、NICU退院の前後、現在の3枚の写真を提供いただきました。
世界早産児デー 写真展 @多賀町