活動報告書 埼玉県のリトルベビーサークルより

現在、全国のリトルベビーサークルの皆さまに活動報告書を作成いただいております。

皆さまからいただく活動報告書を、当ページに随時更新させていただく予定です。

 

本日は、埼玉県のリトルベビーサークルからの活動報告書をご紹介いたします。

 

[活動報告書]
小さく産まれた子どもと家族の会「一歩」 (埼玉県) 代表 川満 ひとみ


1、 主な活動 (2022 年 7 月から 2023 年 1 月)
*7 月 16 日 オンライン交流会 (当事者 5 名 サポーター1 名)
*8 月 27 日 オンライン交流会 (当事者 4 名、サポーター1 名)
*9 月 11 日 対面交流会 (新型コロナウィルス感染拡大のため中止)
*10 月 埼玉県リトルベビーハンドブック運用に向けたアンケートを収集し資料の作成
 埼玉県庁職員へ提出
*10 月 18 日 毎日新聞の取材
*11 月 12 日 13 日 世界早産児デー
*11 月 フォトブック(超低出生体重児の産まれてから現在までを追った記録)の作成
*12 月 18 日 たまひよ ON LINE の取材
*12 月 21 日 中学校での講演(性教育の授業にて)
*1 月 19 日 子ども家庭庁訪問


2、世界早産児デー
1)開催日時 ; 2022 年 11 月 12 日(10 時から 16 時) 13 日(10 時から 15 時)
2)場所 ; 埼玉県 上尾市西保健センター
3)展示内容;10 人の子供の「産まれた時」と「初めて〇〇した日」、「現在」の写真を展示
 オムツやウェイトドール、関連書籍、イベントに関連した掲示物、埼玉県版リトルベビーハンドブック運用に向けた当事者の思いをまとめたものを掲示
4)参加者数: 約 250 人
5)医療従事者からの感想→

  退院後の赤ちゃんの様子を知ることができとてもステキな機会でした。仕事の励みになりました
 地域の子育て支援関係者からの感想→
  展示物もたくさんあり、リトルベビーのことについてリアルに知ることができました。学校や地域でも発信を続けて欲しいです。
 当事者からの感想→
  自分の子供が生まれた時のことを思い出し、子供の成長を改めて実感しました。
 地域住民からの感想→
  命の尊さ、生命力の強さに感動しました。みんなに知ってもらい、みんなで育てていけたら良いな思います。


6)イベントの様子と開催しての感想
 今年で 2 年目、2 回目の開催となりました。昨年と同じものを展示したり、新たに加えたり少しずつ変化させながら開催しましたが、昨年来てくれた来場者が今年も来てくれました。助産師の見守り付きのキッズスペースも設置し、当事者同士の交流や情報交換をされていました。
 また、今年は大人になったリトルベビー当事者がたくさんご来場され、それぞれ親の思いを感じたり、自分自身の話をその場にいた来場者へお話している姿もあり、とてもステキな出会いの場となりました。小規模でも毎年開催すること、続けることが大切だなと感じました。

 

 

 

3、 中学校での講演
 埼玉県上尾市内の公立中学校の性教育授業の一部として、一年生へ超低出生体重児で産まれた娘の話をさせてもらいました。中には、リトルベビー当事者の学生もいたようで、「自分も親にそういう気持ちで育てられたんだろうなと感じました」と感想を頂きました。

 

 

 ご支援ありがとうございました。今後もリトルベビー当事者へのサポート及びリトルベビーの啓発活動などへの費用に活用させていただきます。 以上