【2024年9月】自立ナビ・ペアインタビュー「対話を重ねた日々が、楽しく過ごせる今につながった」

「仕事や学校のことで悩んでいる。友人に愚痴をこぼしていたら、話を聞いてくれなくなってしまった」

社会に出てそうした壁にぶつかった時、親を頼れない若者は、信頼できる相談相手を見つけられず、悩みや孤独感を一人で抱え込んでしまうことがあります。

 

彼らが社会から孤立せず安心して暮らせるよう、定期的な面談を通じて不安や悩み等に耳を傾け、

自立に向けた歩みをサポートするブリッジフォースマイル(B4S)のプログラムが、自立ナビゲーション(略称「自立ナビ」)です。

自立ナビでは、児童養護施設等を退所し社会に出た若者に、社会人ボランティアがマンツーマンで伴走します※。

同じく退所後の若者を対象とした「アトモプロジェクト」「居場所事業」が仲間づくりや一息つける場の提供を主眼とするのに対し、自立ナビはより個々の若者の状況に合わせた個別性の高い支援プログラムです。

※ 2024年から、児童養護施設等の出身者に限らず、親を頼れない若者全体が自立ナビの対象となりました。

 

今回公開したブログでは、自立ナビで実際にペアを組んでいた「しんぺー(退所者)」と「寿司ボーイ(社会人ボランティア)」へのインタビューの模様をお届けしています。

 

しんぺー:退所者

2021年、高校3年生の時B4Sの巣立ちプロジェクト・オンラインに参加。

同じくオンラインで参加していた寿司ボーイとペアを組み、児童養護施設の退所後2年間、自立ナビに参加。

現在、ごみの回収や処理を行う会社で勤務。

 

寿司ボーイ:社会人ボランティア

2021年、B4Sにボランティア登録。初めて参加した巣立ちプロジェクトでしんぺーに出会う。

以降、自立ナビで若者を見守りつつ、巣立ちプロジェクトのリーダーを務めるなど、ボランティア活動の幅を広げている。

 

インタビューの内容はぜひブログでご覧ください。

 

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現在、自立ナビでは、107組のペアが活動しています。

親を頼れない若者たちが、巣立ちの時期に直面する2つの格差~「安心の格差」と「希望の格差」~から将来を諦めてしまうことなく、

自分らしい生き方を見つけていけるよう、社会人ボランティアとB4S事務局が協力して、その道のりを見守っています。

自立ナビへの参加や支援を通じて、一緒に若者たちの将来を見守ってくださる仲間が増えれば大変嬉しく思います。

 

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HPのブログはこちら

https://www.b4s.jp/post-9483/