
9月を通して、CAREはパートナーであるアヴァリストと協力し、戦争と占領の影響を受けた地域への建設資材の配布を準備しました。
支援対象地域:スラビャンスク地域、クラマトルスク地域、ムィコライウ地域、ザポリッジャ地域
これらの地域からは、住宅や地域インフラの迅速な復旧を求める多数の要請がありました。
スラビャンスク地域では、OSBボード※1、透明PVCフィルム※2、釘、建設用ステープラー、固定用フォーム※3、防水シート、屋根裏防水材など、安全な修理に必要なあらゆる資材が住民に配布されました。この支援は、900人以上の女性を含む2,549人に届きました。
※1 OSBボード:住宅の屋根や壁、床の下地材として広く使われている木質建材
※2 透明PVCフィルム:建材や保護材として使用される透明なフィルム
※3 窓枠やドア枠の固定、隙間の充填、断熱・防音などに使用される充填材・接着剤
クラマトルスク地域では、耐湿性OSBボード、金属製ステープルと釘、固定用フォーム、ファイバーセメントシート、屋根材が配布されました。
これにより、217人が支援を受けました。
ムィコラーイウ地域には、OSBボード600枚、固定用フォーム、建築用防水シート、補強テープが届けられ、320人が支援を受けました。
ザポリッジャ地域にはOSBボード293枚が届けられ、170人の地域住民に届きました。
この取り組みのおかげで、9月だけで3,256人を支援しました。
子ども連れの家族、高齢者、そして戦闘で家屋が被害を受けた人々です。
この支援は、末日聖徒イエス・キリスト教会が支援する「紛争と占領の影響を受けたドネツク州とドニプロ州への迅速対応」プロジェクトにおけるCAREとアヴァリストの協力によって実現しました。
それぞれの物資パッケージは、単なる建築資材ではありません。人々が日常生活に戻り、家を修復し、困難な時期に支えを感じるための大切な一歩なのです。
