IRFと連携し、ウクライナ国内5万人に対して緊急支援を提供

 

©CARE/Lucy Beck

 

CAREは、複数のパートナー団体と連携してウクライナ国内での支援を展開しています。中でも、国内最大のNGOの1つである国際ルネサンス財団(IRF)とは、これまで5万人に対して、緊急支援を提供してきました。

 

迅速かつ効果的な人道支援を提供するために、IRFとCAREは、ウクライナで活動する140を超える市民社会組織のネットワークとも協力して、支援を届けています。具体的には、病院や公的サービスを提供する施設など、社会基盤を支える重要な施設を中心に、必要な物資などを購入するための資金を提供しています。また、ウクライナの人々に対しても、長引く避難生活に必要な現金支給を行っています。

 

さらに、私たちは、最も脆弱なグループ、女性と少女、少数民族だけでなく、第三国国民、障がい者、孤児などにも、特段の注意を払っています。支援物資には、食品、毛布、台所用品や家具などの家庭用品、すべての性別と年齢に配慮した衛生用品(パッド、おむつ、石鹸を含む)、個人用医薬品、酸素マスク、注射器、消毒液などの病院用医薬品が含まれます。

 

また、これらの支援に加えて、CAREとIRFは、ともに最前線での支援活動を行う市民社会組織に対して、支援物資の輸送に必要な燃料などの供給を行うとともに、それら組織の一員として働く職員の給与なども含めてサポートしています。

 

戦況の悪化、そして長期化に伴い、現地での支援のニーズは、さらに高まっています。どうか、ご寄付を通じて、私たちの活動をご支援ください。