ギフテッドの子どもと大学生の交流イベントを開催しました!(2/20)

 

みなさん、こんにちは。「ギフテッドプロジェクト」の学生メンバー 村上です。

本記事では、2月20日に行われたお子さま向けイベント「大学生と話してみよう会」の様子をご紹介します。

 

企画の背景

ギフテッド特性を持つ子どもたちは、知的好奇心が高く突き抜けた能力を発揮することが多いです。その一方で、「得意なことと苦手なことの差が大きい」「刺激に敏感で興奮しやすい」「同級生と会話が合わない」といった困難さを抱え、学校になじめないこともしばしばあります。

 

そんなギフテッドの子どもたちに、安心して好きなことや自分のことを話すことができ、自分らしくいられるような居場所を提供したく、「できる~む」をつくりました。

 

当日は、興味関心が多岐にわたる子どもたちと、様々な学問を学ぶ大学生とが、コアな話で盛り上がることができました!
それでは今回の会の様子をお伝えします!

 

まずはZoomに集合して自己紹介!

まずは子どもたちと大学生がZoomに集合し、会の趣旨や「できる~む」の使い方などを説明しました。

 

説明の後は、大学生と子どもたちに、それぞれ自己紹介として、
「好きなお菓子」「好きなこと」「どんな勉強をしているか」
などを紹介してもらいました。

 

落語を聞くことが趣味の大学生や、特撮動画を撮り編集することが得意な子など、それぞれ個性的で素敵な趣味を持っていることがわかりました。

好きなお菓子は、子どもたちも大学生も共感し合えるネタになりました!

 

「できる~む」の探検に出発!

自己紹介が終わった後は、みんなで「できる~む」に移動し、ルーム内を探検しました。

 

「大学生に何でも聞いちゃおうコーナー」では、子どもたちが大学生に、
「なぜ落語が好きなのか?」
「どんなゲームが好きなのか?」
などの質問をしてくれました。

 

 

「できる~む」の探検が終わり、ほっと一息。
みんなでカーペットに集まって、いろいろな話をしました。

 

「宇宙エレベーターができたらどの星に行ってみたい?」
「宇宙にもっていく食べ物はなにがいい?」
「クマムシはなぜ、宇宙でも生き続けられるの?」
「特撮映画の撮り方知ってる?」
などなど、それぞれの個性に特化した深ーいおしゃべりができました。

 

最後はみんなであつまって、今日の感想を子どもたちに聞きました。
みんな「楽しかった!」と話してくれたので、主催した大学生としても、とても嬉しかったです。

 

 

終わりに

90分の短い時間の中ででも、子どもたちは、のびのびと、学校の友達とはなかなか深く話せない内容の会話ができたのではないかと思います。

 

また、年齢差はありながらも、専門分野を学ぶ大学生と、特定の分野に強い興味を持つ傾向があるギフテッドの子ども達は相性がいいように感じました