まず初めにこのゼロ円食堂に向けた活動は某日曜日の夜7時から放送しているテレビの企画の様に
ゼロ円食堂を将来的にはやりたいのですが、あの企画はテレビ番組だから成立しているのであって、
いきなり「廃棄される食材を下さい」と言っても協力してくれる個人や団体は多くありません。
ですからゼロ円食堂に向けた食堂には当然の事ながら活動資金が必要になります。
その活動資金は全国のこの活動を応援してくださる皆様からのご寄付と高山弘子基金からのご寄付を頂戴して活動しております。
特に高山弘子基金がなかったら食事を楽しみにしてくださっている方も
楽しみながら活動に参加してくれる福島大学の災害ボランティアセンターの学生も
食事を楽しみにして下さっている方と学生の交流もありません。
この大事な報告を最近は活動レポートに載せていなかったので、改めてお伝えさせて頂きます。
ゼロ円食堂に向けた食堂の10月の活動は10月26日に福島県二本松市の災害公営住宅若宮団地で行いました。
本日の献立はミートソース丼なのですが、特に2人とも何も持っている様子はないのですが、鍋の上で何をしているのか、
もしかしたら美味しくなるおまじないでもしているのでしょうか。
食事の提供時間はお昼の12時からなのですが、その前に毎回学生さん達で食べて、とヨーグルトを持って来てくれる方がいます。
それ以外にもお菓子や果物等の差し入れもあります。
持って来て下さる方が口を揃えて言うのは「いっつも美味しいのご馳走になってるから」です。
この一言ありがたいですよね。学生さんももちろん差し入れがなくても、楽しく活動しているのですが、
励ましの言葉があるとなお一層やる気が出るようです。
なんか楽しそうに活動してますよね。
楽しそうに活動しているからこそ、ゼロ円食堂に向けた食堂の活動には新しい学生が参加してくれます。
「普段なかなか災害ボランティアセンターの活動に参加する事が少なくとも、この活動だけは可能な限り参加してます」という話を聞くと、
私も楽しみながら毎月ゼロ円食堂に向けた食堂の活動を続けることが出来ます。
食事を楽しみにしている団地の方や周辺住民の方、学生、そして私のみんなが楽しみながら三方良しの活動が出来ているのはありがたいです。