第5回ゼロ円食堂に向けた食堂の活動報告

9月24日に福島県二本松市にある災害公営住宅若宮団地で第5回ゼロ円食堂に向けた食堂を実施しました。

今回の活動にも福島大学の災害ボランティアセンターの学生さんが参加してくれました。

「ゼロ円食堂に向けた食堂」についても回を重ねるごとに若宮団地の住民だけではなく、二本松市内の他の災害公営住宅の方にも知れ渡り、他の団地の方もゼロ円食堂に向けた食堂の開催日には若宮団地に来てくれるようになりました。

ゼロ円食堂に向けた食堂を実施することによって、普段は別々の団地に住む方同士の交流も生まれるようになっています。

今回のゼロ円食堂に向けた食堂ではミートソース丼を作りました。

ミートソース丼という名称は普段なかなか目や耳にしないと思いますが、スパゲティのミートソースとボロネーゼの中間のようなものがホカホカご飯の上に載っていると想像してください。

本来であれば避難者と学生が一緒に食事を作って、一緒に食べて、一緒に交流を図るというスタイルを想定していましたが、ウィズコロナで感染リスクを少しでも下がるために、学生だけで作って、避難者の方には食事を取りに来てもらい、取りに来てもらった際に交流をするという形で実施しています。団地に住んでいる方はある程度年配の方が多いのですが、今回は活動日が9月24日でお彼岸中だったので、じいちゃん、ばあちゃんの所に遊びに来ていたお孫さんも来てくれました。

学生も避難者とお話しするのを楽しみにしていますし、避難者の皆さんも学生とお話をするのを楽しみにしてくれています。

そして同じ市内に住んでいるといっても、普段交流のない避難者の皆さん同士の交流も新たに生まれてきているゼロ円食堂に向けた食堂が実施出来ているのはGive One寄付プロジェクトで多くのご寄付を頂戴していることによります。

心からの感謝を申し上げると共に、引き続き活動を継続できるようにご協力をお願い致します。

ちろる

作成日時: 2022/09/30 12:04

寄付プロジェクト: ゼロ円食堂に向けた食堂