令和4年4月24日、「ゼロ円食堂に向けた食堂」の第一回目を福島県二本松市にある東日本大震災の被災者が生活している災害公営住宅若宮団地の集会所で実施しました。
福島大学の2年生が3名、3年生が1名の計4名が参加してくれました。
初回という事で、手の込んだ料理ではなく、鍋一つ、釜一つで出来るそぼろ丼を作りました。
学生さんは慣れた手つきやおぼつかない手つきで(この辺は一人暮らしで自炊をしているか、実家暮らしで自炊をしたことがないかで大きく違いますね)、
それでも一生懸命にひき肉を炒めたり、生姜の皮を剥いたりしていました。
本当は食べに来てくれた方々と一緒に食べたいところですが、それだと集会所がいっぱいになってしまい、
コロナ禍では食べに来てくれた方の安全が担保できないという事で、
お弁当形式でお持ち帰りいただき、自室で食べてもらうようにしました。
食べ終わった方がわざわざ集会所に「美味しかったよ」と感想を述べに来てくれて、
活動に参加した学生も喜んでおりました。
今回の活動は全国の皆様がこの活動の趣旨に賛同してくださり、ご寄付をくださったのを活用させていただきましたが、
この活動が広く認知されて、将来的には地元の小売店や企業、道の駅などからまだまだ食べることが出来るにもかかわらずに、
賞味期限が近くなってきてしまってお店に出すことが出来ずに廃棄されてしまう食材を活用して、
美味しく食べてもらえるような活動に成長させていきたいと考えております。
今後も月に1回程度、ゼロ円食堂に向けた食堂を開催していきますので、
引き続き応援をよろしくお願い致します。